もう、遅いんだよ。【歌い手】

儚く、尊いものでありそれは力にも ページ28

まふまふside





人間の命は儚く尊いもの







綿密に熟考して、この瞬間、瞬間を満喫することもなければ、コンクリートの隙間から綺麗な花が一輪咲いても、感動は無い。何と言ってもすぐに原状は回復する。つまり、命が無限なのだ。いくら踏み潰しても、破壊しても、すぐに元に戻る。緊張感が無いのだ。だとしたらそこに『厳かさ』は無い。






宇宙空間の空虚の中で、不老不死になってしまったことを想像すると分かりやすいかも。永久に終わることのない命。無重力の中で、水もない、栄養もない、ほとんど骨だけの身体になってもまだ死ねない。右へ行っても、左へ行っても、そこにあるのは無限の宇宙なのだ。






『命』や『人間』は、それは儚く、確かに、虚しい。だが、有限だからこそ、光り輝く価値になるのだ。儚いからこそ、厳かで尊いのです。







彼女の死は訃報ではあるが、その死から学ぶことは沢山あった。







後悔の気持ちで僕らはいっぱいで一層死んでやりたいと気持ちも密かに抱いていた。彼女の死はファンにとっては悲報であり辛いものだった。







人は失って気付く物が多いいのです。しかし、そこから分かることや学ぶことは今後の勉強にも値する貴重な体験なのです。







僕らは今日も彼女の生きた証を胸に








前を向いて歩いていかないといけないのです。








END＿

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