巳波の双子の姉は作曲家(アイナナ×うたプリ)

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龍也:おー、2人からリクエストが来てるって
有名な白羽じゃねーか。

そんな有名人になりたくない。
っていうか、私より七海さんの方が
有名人でしょうよ。
5人から申請きてるって言うじゃない。

「先生、私2人の書いちゃ駄目ですか？」

龍也:来栖と渋谷のを、か？
1対1に決まってるって言っただろーが。

折角、私の歌を歌いたいって
言ってくれてるから
作りたいんだけどなぁ。

「私、事務所に所属することが出来たら
仕事の掛け持ちなんてあると思うんです。
それと同じじゃいけませんか」

龍也:お前話聞いてたか？
だから…

そう言いかけた時、
盛大に近くの窓ガラスが割れると
笑い声と共に学園長が入って来た。

早乙女:1対1じゃないと駄目デース
ルールは守る、それ鉄則デース！

龍也:って言ってるだろ。

早乙女:と、言いたいところですがー
現在1人作曲家コースの人が足りません
ベリーベリー緊急事態なので
問題ナッシーング！！

龍也さんも、は？と
私と同じように首を傾げた。

早乙女:今回は特例のー特例としてー
ソロで出す条件だったら認めマース！！

龍也:いやいや、おっさん何言って…

学園長曰く、
私が2人分の曲を完成させたら
受験を認める、というものだった。

「…！！ありがとうございます！！」

私は急いで部屋に戻るため
その場を後にした。

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