巳波の双子の姉は作曲家(アイナナ×うたプリ)

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「私はまだ何も考えていないです！」


そうキッパリ言って
カフェを後にしようとした。


了:君の可愛い弟、
健気な双子の弟、
このままじゃ生き別れ。

「何のことですか。」

一切振り返らずに
答えるもあの怪しい社長には
そんな効果も関係ない。


了:まだしらを切るの？
まぁでも僕は楽しいから良いけどね〜
そうだ、ちょっとついて来てよ


…この新手のナンパ的な感じ
以前もあったような。

そう考えていると、
気が付けば手を掴まれて
ホールド状態。

悪い人じゃないのだろうけど。


了:あ、君はもうお払い箱ってことで、
バイバーイ

そう七海さんに言うと
有無も言わさず
ツカツカと歩き出した。

七海さんはこの後、
事務所に帰ると
皆に言うのだろうか。
"ツクモプロに付いて行った"と。

なんかもうどっちにしてもこの先
暗雲しか広がっていない事には
変わらないから
どうでもいいやと思い始め
声をかけるのをやめた。

了:僕は君の才能が悪いとは思わないよ
だからこうやって
声掛けてるって訳


「…本当はずっと嫌でした。」


そうポツリと零すと
社長は頭に手を置いて
くしゃりと撫でた。


了:ここで、ぜーんぶ流してみてよ
君が汚いと思ったもの、ぜーんぶ。


気付けばツクモプロに
連れてこられていて
事務所に入ることを促した。


「でも、私がここに入るのは…」

了:大丈夫、僕の友達は
ズカズカ入ってくるから！


そう言うと背中を押されて
事務所に上がらせて貰うことになった。


ってかその友達凄いな。
社長に似て変な人だったりするのか…？
と妄想が膨らんでしまっていた。

##############

更新がまったりしているにも関わらず
今日急にhit数が伸びてびっくりです。

そして、
そろそろ�・OO�・と主人公の絡みが！？
見れそうな予感…！？

虎於喋らせることが出来るのか！？

色々突っ込むところ多めですが
何はともあれありがとうございます。
そしてこれからも
よろしくお願いします！

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