行ってきます!!太宰さん!! ページ3
太宰
おはようございます、いい朝ですね。と何時ものように現れた君。
今日も可愛いななんて眺めながらも君に冷たく接する。
突き放せば突き放すほど近づいてこようとしてるのが可愛くてつい冷たく接する。
何時ものように話してると乱歩さんが顔を出す。
君は私のことをさん付けで敬語なのに乱歩さんは君付けでタメなんだね…。
普通逆でもよくないかな?
そう考えているといつの間にか明日乱歩さんとAでスイーツ巡りの約束をしていた。
昨日私が断らなければよかったかもしれないね…
そしたら君とデートに行くのは私だったのに。
乱歩さんはAに集合場所を書いた紙を「太宰には聞かれても言っちゃダメだよ?」と言い渡し、Aはそれをポケットに入れる。
幸いAは集合場所をまだ見ていないから紙を奪えばデートを潰せる。
Aは危機感がないからすぐ取れる。
「太宰さん?」…あ。何か言っていたようだね。
聞き返したら君は内容と一緒にキスをせがむ。
今すぐキスしたいけど君が完全に私に堕ちるまでは一旦おあずけ♡
じゃあ行ってきます。という君に一歩だけ近づきばれないよう紙を取る。
紙に書いてあった内容は―――
―――Aは僕のだからね。太宰は引っ込んでていいよ。
ここまで乱歩さんは読めていたのか…――
お仕事しました!!太宰さん!!→←おはようございます!!太宰さん!!
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:duru04073 | 作成日時:2022年1月11日 17時