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53話 ページ10

※会話文多めです

「その夏の全中は青峰君の力で圧勝しました。けどそれから他の4人も変わっていって…三年の全中のある出来事をきっかけに…ボクは帝光バスケ部をやめました」

『「ふーん…まぁ一言言わせてもらえば…」』

『「チョーシのんなボケェ…ってくれーだわ/轢いてやるぞかな」』

「…息ぴったりですね」

思わず大我君と言葉が被ってしまったが、全く阿呆らしい…でも可哀想な青峰君

「…手出せ、オマエもだA。」

「『え?』」

大我君の真意が分からず、今度はテツヤ君と同時に戸惑いの声を上げる

とりあえず2人して握手するように手を差し出せば、ちげーパーじゃなくてグーだよ!と説明も無しにダメ出しされ少しムッとしながらも手をグーにした

大我君は続けて

「オレに勝てんのはオレだけ?へそでコーヒーわくぜ」

「お茶です」

『大我君…台無しだよ』

「うるせー!さくっと勝って目ェ覚まさしてやらぁ」

コッ…

3人の拳が小さい音を出して合わさった

どうか青峰君も、再びバスケが楽しいと思える様に…

そんな事を願いながら…



ーーーそして、ついに決戦の日がきたーーー

『あれ?清兄?』

起床して1階に降りると既に朝食を用意してくれている清兄がいた。
今日は朝練は休みって言ってたのに、既に制服姿だ

「おーはよ。A。おら、席つけ!コーヒー淹れてやる」

私は清兄に礼を言うと、ダイニングテーブルの椅子に腰かけた
コトっと置かれたマグカップとトーストが乗ったお皿
続いて清兄も指定席の私の向かいに座った

「今日、大坪達と試合観に行くから」

『えっそうなの?』

「ああ。まぁ正直、青峰はキセキの時代のエースだ。勝敗の行方は分かんねーけど誠凛は俺らに勝ったんだ、桐皇にも絶対勝てよ!」

応援してる

清兄の言葉に私は『うん』大きく頷いた。

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胡桃(プロフ) - 蘭花さん» ありがとうございます!やっぱり宮地さんはどんな宮地さんでもイケメンですwこれからもなるべく毎日更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2016年9月11日 20時) (レス) id: 7ef098a1e4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭花(プロフ) - とっても面白い作品でいつも見させて頂いてます!宮地さんはシスコンでもイケメンですね!更新頑張ってください! (2016年9月11日 18時) (レス) id: d146509166 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - ユウさん» ユウ様。コメントありがとうございます。拙い文章ですが完結まで頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします (2016年9月5日 14時) (レス) id: 7ef098a1e4 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからどうなるか楽しみです、更新頑張って下さい。応援してます (2016年9月5日 14時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胡桃 | 作成日時:2016年9月2日 11時

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