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85話 ページ42

大我君と真ちゃんはお互い目を合わすとお互いを睨みつけた。犬猿の仲てゆーやつ?

倒れているバスケットゴールを起こすと立ち去らない私達に気まずそうに「…んだよ」と大我君

「用などない。ただAと飲み物を買いに出ただけなのだよ」

真ちゃんがそう言うと大我君は私と真ちゃんが持っているお汁粉缶を見て顔を顰めた

「飲みもん…?ってしるこ⁉よく夏にそんなもん飲めんなお前ら」

「冷た〜いに決まっているだろうバカめ」

「そーゆーこっちゃねぇよ!」

真ちゃんのズレだ答えに盛大に突っ込む大我君
私はまだ半分程残ってるお汁粉を大我君に差し出した

「…へ?」

『いや、意外と美味しいんだよ!飲んでみてよ』

いくら犬猿の仲でも共通の好きな物があれば仲良くなれるのではないか?そんな淡い期待を込めてお汁粉をお裾分けしようと思ったのだがそんな期待とは裏腹に缶を受け取ろうとした大我君の手を真ちゃんが思いっきり叩いた

「ってぇな!何すんだよ緑間⁉」

青筋を立てた大我君が真ちゃんに食ってかかるが当の叩いた本人は大我君の事はまるで無視して私と向き合うと私の頭にチョップをかました

「お前は先程言われた事をもう忘れたのか?仮にも女なのだから軽はずみな行動は謹め」

お前は私のオカンか!

『…分かったから』

もう何も言うまい…大我君も不憫そうに私を見ると過保護が増えたなドンマイと小さく溢した。全くだ

そこからバスケの話になり、バスケットゴールに着いた大我君の手形を見た真ちゃんが、シュルッと左手のテーピングを外した

「来い。その安直な結論を正してやる」

ボールを大我君に渡し、お汁粉の缶を私に預ける秀徳エース様
大我君が攻撃、真ちゃんが守備で一本でも大我君が決めたら勝ちというルールなのだが

一本も…決めれない⁉
先程から何本やっても全て真ちゃんがブロックしてしまう
確かに地上戦では真ちゃんのDFはすごい。けど得意な空中戦でも大我君は手も足も出なかった

ただ…高く跳ぶだけじゃダメなのか

勝負は真ちゃんの圧勝。

「どれだけ高く跳ぼうが止めることなどたやすい、なぜなら必ずダンクがくるとわかっているのだから」

真ちゃん…彼なりの大我君へのエールか、全くツンデレは…
真ちゃんは「行くぞA…と高尾」というと踵返して宿に向かっていく

てか⁉テツヤ君と和君、覗いてたの⁉

『2人ともまた明日!』




(しんちゃーんいつのまにA呼びw)

(うるさいのだよ⁉)

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胡桃(プロフ) - 蘭花さん» ありがとうございます!やっぱり宮地さんはどんな宮地さんでもイケメンですwこれからもなるべく毎日更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2016年9月11日 20時) (レス) id: 7ef098a1e4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭花(プロフ) - とっても面白い作品でいつも見させて頂いてます!宮地さんはシスコンでもイケメンですね!更新頑張ってください! (2016年9月11日 18時) (レス) id: d146509166 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - ユウさん» ユウ様。コメントありがとうございます。拙い文章ですが完結まで頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします (2016年9月5日 14時) (レス) id: 7ef098a1e4 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからどうなるか楽しみです、更新頑張って下さい。応援してます (2016年9月5日 14時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胡桃 | 作成日時:2016年9月2日 11時

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