委員長 ページ18
次の日、学校に行くとマスコミが雄英の前にわらわらと集まってた。
「オールマイトに何を教えてもらってます？」
「えっと…ぷ、プラスウルトラって感じです」
訳の分からないことを言って足早にその場を離れた。
カメラ緊張する。
・
「昨日の戦闘訓練お疲れ
Vと成績見させてもらった」
そう言えば"イレイザーヘッド"について調べてみたもののあまり情報は得られず。
ただ分かったことはかっこいいって事。
はあ…なんかドキドキする。
「さてHRの本題だ…急で悪いが君らに…」
相澤先生の急…
ち、違う意味でもドキドキしてきた。
「学級委員長を決めてもらう」
「「学校っぽいの来たー！！！」」
委員長…
確かヒーロー科では委員長人気なんだよね。
「委員長！！やりたいですソレ俺！！」
「ウチもやりたいス」
「オイラのマニフェストは女子全員膝上30�僉�！」
「ボクの為にあるやつ☆」
「リーダー！！やるやるー！！」
私はあんまり興味ないかなあ。
頭使うの苦手だし。
「静粛にしたまえ！！」
ぽけっとしてるとメガネくんが声を上げた。
「"多"をけん引する責任重大な仕事だぞ…！
やりたい者がやれるモノではないだろう！！」
チラッと飯田くんを見る。
お、おお…なんかちゃんとした事言ってるけど…
「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…！
民主主義に則り真のリーダーをみんなで決めるというのなら…」
「これは投票で決めるべき議案！！」
「そびえ立ってんじゃねーか！！何故発案した！！」
素直だねえ、メガネくん。
投票かあ…なら適任者がいる。
「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」
「そんなん皆自分に入れらぁ！」
「だからこそここで複数票を獲った者こそこが真にふさわしい人間という事にならないか！？」
先生的には何でも良いらしく投票に決定。
「僕三票ーーー！！！？？」
委員長はデクくんに決定した。
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作者名：ちらす
| 作成日時：2021年11月13日 1時
