最年少な最年長3【すとぷり】【男主】

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『次は…さとみ。』



さ「俺かぁ…」




『さとみへ。まず、さとみには沢山沢山迷惑かけたよね。さとみは俺の一歳下で歳が一番近くて俺の方が歳上なのに沢山甘やかしてくれて嬉しかった。』



『さとみはなんでも出来て、なんにでも興味を持ってくれて大人だなぁってずっと思ってた。』



『でも、場面に応じてバカになったり時には真面目になったり。』


『さとみといるとすごい安心出来てほっとしてた。』



『…だからかな、沢山ぶつかったし、沢山甘やかしてもらっちゃった。』



『さとみの優しさに甘えてたんだ。』



『…でも、たまにはさとみも俺に甘えてよ。』



『お前の歳上は俺だけなんだよ。』



『さとみの笑い声、歌声、普段の声』



『どんな声もかっこよくて憧れでした。』



『さとみの歌い方、めっちゃ好きだよ』


『いつもありがとう、これからもたくさん迷惑かけちゃうと思うけどお兄ちゃんしてください笑』


『大好き』




さ「…ｯたりめーだろ…もっと甘えろよ、バカ」




うるうるとした目をゴシゴシ擦ってにこりと笑った。




さとみは俺の方に近ずいてきて、ハグをして頭を撫でた。




そして、俺の耳元でこう言った。




さ「…泣きたい時は泣け」



『ｯｯ…』




『大丈夫、』





俺は図星を指されるも、堪えて笑った。





『次はジェル』




ジェル「俺かぁ、俺は泣かへんで？？」



にへ、とジェルは笑う。



『ジェルへ。ジェルは俺のお兄ちゃんみたいな存在で歳下なのに頼りっぱなしで俺の褒め役はジェルでした。』



『落ち込んだ時とか実はジェルボイス聞いてたりする…。』



『ジェルの優しい声は涙が出るくらい安心できて、怖いくらい頼っちゃうんだ。』




『ジェルは過去に色々あったから、人の痛みを人一倍理解してくれてるよね。』


『だから、ジェルの優しさに甘えちゃって、ジェルのこと傷つけたりしてたかもしれない。ごめんね。』


『ジェルは本当に優しくて本当に努力家で面白くて。最高のエンターテイナーだよ。』


『いつも笑顔にしてくれてありがとう。』


『これからもジェルに笑顔にしてもらいたいと思ってるし、これからもジェルのこと応援してるよ』



『いつもありがとう、大好き』



ジェルは涙でぐしゃぐしゃになった顔で俺のことを見つめてぎゅっと強く抱き締めてきた。





ジェル「うぅ〜〜〜〜〜〜」



『涙で顔ぐしゃぐしゃだよw』



ポンポンとジェルの頭を撫でた。

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