第6話 「本当は?」 ページ7
通過儀礼、適性試験が終わり、訓練兵が宿泊する宿舎へ。
Aとティアは、女子の部屋に入り、布団などを敷いて就寝が出来るようにする。
ある程度準備を終えた後に、ミーナが話しかけてきた。
「ねぇねぇ、君達ってさ、本当は何しにここに来たの?」
ミーナの質問に、二人は少しビクッとする。
「べ……別に。さっき言ったじゃない。人類の為って……」
ティアは、焦りつつも質問に答える。
それと同時に、Aも頷いた。
ミーナは、「ふぅん」と言い、
「だってさ、あんな場面で本当の事言える人ってあまりいないじゃない。皆、人類の為だとか大層な事言ってたけど、本当は別の理由があるんじゃないかな、って思ったの。」
確かに、自分の安全の為や生活の為、などといった理由でここに来た人もいるかも知れない。
私達二人はあくまでも、会いたい人がいたからだけど……
それも、似たようなものか。
「まっ、そんな事気にしなくていいか。私はミーナ・カロライナ。よろしくね。」
Aとティアは、ミーナと自己紹介を交わした。
すると、『カンカンカンカン……』と鐘の音が聞こえてきた。食事の時間だ。
他の訓練兵達は皆、食堂へ向かい始めていた。
「……私達も、行こうか。」
Aとティアは立ち上がり、部屋を出て行く皆に従いて歩き始めた。
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大学芋#Bertort(プロフ) - ゆうりん@アニメ厨さん» コメント、そして一部全て読み終えて頂きありがとうございます(о´∀`о)このお話を面白いなどと言っていただけると、とても励みになり嬉しいです( ;∀;)ベルトルトガチ勢とは、なんだか初めて聞いた気がします笑 続編も是非是非読んでみて下さい〜♪ (2018年7月25日 20時) (レス) id: 9f74aa9c35 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん@アニメ厨 - 一部読み終えました(*^▽^*)とても面白くて、グングン読んでしまった……ベルトルトガチ勢の私には堪らない作品でした!続編も読みたいと思います!! (2018年7月25日 20時) (レス) id: a390c2344b (このIDを非表示/違反報告)
大学芋 - 美幸さん» ありがとうございます! 頑張ります(`・ω・´) 続編でもよろしくお願いします! (2018年4月15日 21時) (レス) id: 9f74aa9c35 (このIDを非表示/違反報告)
美幸(プロフ) - 続き楽しみです!頑張ってください!! (2018年4月15日 20時) (レス) id: f820f153e8 (このIDを非表示/違反報告)
大学芋 - まおさん» ありがとう!頑張るね〜^_^ (2018年4月15日 9時) (レス) id: 9f74aa9c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大学芋 | 作成日時:2018年1月9日 13時