いやなおもいで ページ4
小さい頃から よく 勉強の出来る子だった 。
テストはいつも満点だし 先生や友達から 沢山褒めてもらえた 。
褒められるのは 凄く嬉しくて 、子供ながら 「幸せだなぁ」なんて 思ってた 。
だから 中学受験の話が出た時は 頑張った 。
全国有数の 難関校 。
この時 、初めて 勉強において苦労した 。
毎日 必死で勉強して 、努力を重ねた 。
そのおかげか 、合格者発表のボードには 私の番号が載っていた 。
受かった 。
受かれた ！
母は私に抱き着いて 何度も頭を撫でてくれて 、父は涙を流して 喜んでいた 。
地域のちょっとした新聞にも載って 、友達や先生からも お祝いの言葉が 絶えなかった 。
時間はあっという間に過ぎて 、ついに中学生 。
ブレザー風の制服に身を包み 、入学式 と描かれた看板のある 校門をくぐり抜ける 。
あちこちに 私と同じ制服の新中学生やその家族が居る 。皆 どこか誇らしげだ 。
校舎へ視線を移す 。
整備された 、現代風の 建物 。
今日からは ここで勉強出来るんだ ！
そう思うと 嬉しさで 飛び跳ねちゃいそうで 、ゆっくりと 胸いっぱいに 空気を吸い込んだ 。
新しい教室 、新しい先生 、新しい友達 。
そりゃ 勉強は一段と難しくなったけど 、理解出来ない訳じゃない 。
仲の良い 友達も出来て 本当に幸せ …
だっただけに 、定期考査の順位には 愕然とした 。
ケアレスミスにより 、周りと ぐんぐん差をつけられていた 。
体の中身が 全部空っぽになったみたいだった
何度も 順位を確認した
家に帰りたくなかった 。
だけど 下校時間はやって来て
心の隅に 焦りを感じながら 家に帰った 。
「 ただいま… 」
「 あら お帰り！ 今日は定期考査の結果発表だったよね 、どうだった ？ 」
結果は当然分かっているかのように キッチンで皿洗いをしている 母が尋ねる 。
声が出なかった 。
答えならなかった 。
暑くもないのに 汗が止まらなくて
そのまま 逃げ出したいくらいだった 。
「 … どうしたの ？ねぇ ちょっと見せて 」
異変を感じ 、母がやや強引に 結果用紙を奪い取る 。
次の瞬間 、部屋に甲高い音が響いた 。
頬が熱い 。
叩かれた 。
叩かれた ？
あれ 何でこんな事に
to becontinued…
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えびふ - mokuseijin818／しろみ。さん» 心に来る嬉しみ。((迫真)) 最近更新出来てなかったけど頑張りますｯ！！ありがとう！！ (2022年12月17日 17時) (
レス) id: 6ed067784d (このIDを非表示/違反報告)
mokuseijin818／しろみ。(プロフ) - えびふさん» えんびちゃ、面白いよ( 涙 )めっちゃめんげらしかぁ… 更新待っとんね！ (2022年12月17日 13時) (レス) id: aec1c17b02 (このIDを非表示/違反報告)
えびふ - これはお咲さんさん» ありがとうございます…((泣))遅筆ですが頑張りますー！ (2022年11月24日 19時) (レス) @page7 id: 6ed067784d (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - え、なにこれ普通におもろ、更新待ってます！ (2022年11月24日 17時) (レス) @page7 id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびふ | 作成日時：2022年11月22日 21時
