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18話 ページ22

次の日も染岡の必殺技を完成させようと河川敷で練習をしている雷門サッカー部

「いいぞ染岡!もう一回だ!」
「おう!」

『染岡君良くなってきてるね』
「あ、雅君」

練習の様子をノートに書いていた木野は話しかけてくる声に顔を上げその人物を見る。

「雅先輩休憩ですか?ドリンクどうぞ!」
『ありがとう音無さん、ただドリンクは染岡君に渡してあげて?』
「あ、はい!」
「休憩じゃなければどうしたの?」
『そのノートちょっと見せて欲しくてね』
「これ?」

不思議に思いながら木野はノートを渡す。

「先輩なんでまたノートを?」
『ふふふ、気になる?』
「はい!」

理由を聞く為詰め寄る音無、そんな後輩を前に何時もの笑みは絶やさないA。2人を見ていた木野は苦笑いを浮かべていた。

『それはね』
「それは…」
『…』
「…」
『…秘密』
「あぁ!!教えて下さいよ〜」
『ふふふ』
「雅君、音無さんで遊ばないでね?」
『ふふ、分かってるけど面白くてね。ごめんごめん』

聞いた事を隠され、不貞腐れてしまった音無にAは謝罪と一緒に頭をポンポンと撫ぜた。

____

そんな事があったがフィールドの中では何回とも分からないシュートを染岡は打とうとしていた。

「(負けないぜ、豪炎寺には絶対負けない!!)」
『っ!染岡君、今だ!!』
「おぉぉお!!」

雄叫びと共に放たれたシュートは青いドラゴンを纏いゴールへと向かっていく。

「!」

突然のシュートに円堂は動く事が出来ず、ボールはゴールネットを揺らした。

「すっげぇ」
「今までのシュートとまるで違う!」
「今なんかドラゴンがガァーと吠えたような」
「僕もそんな気がしましたよ」

先程のシュートにそれぞれ言葉を言う仲間達
唖然とする染岡に円堂とAが駆け寄る。

「ぁ…」
「染岡!すっげぇシュートだったな!」
『染岡君、君だけの必殺技完成おめでとう!』
「これが…これが俺だけの必殺技だ!!」
「あぁ!やったな!」

必殺技を見事完成できた事に喜びの声が上がり、染岡を囲む。

『!…円堂君』

何かに気付いたAが小さく円堂を呼ぶ。

「ん?…ぁ、豪炎寺」

Aと円堂の見ている方に顔を向けると以前の試合限りだと言っていた豪炎寺の姿があった。
皆が固唾を呑み見守っていると豪炎寺が話し出す。

「円堂、俺…やるよ」
「!?っ豪炎寺!!」

サッカーをやると言った豪炎寺に1年生達は喜び飛び上がる。
そして、新しい仲間を入れ尾刈斗中との試合に挑む。

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設定タグ:イナズマイレブン , 無印 , FF編   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:雨の子 | 作成日時:2019年4月17日 16時

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