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今日は始業式というだけあってすぐに学校は終わった。
さて、と。
これからが本番だ。
"彼女"に会うのは簡単だった。
次は"彼ら"に会わないと。
「さようなら、竜宮様。」
「さようなら、お気をつけて。」
この顔のせいもあってかもうすでに有名人だな私ってば。
なんて、考えつつ携帯を取り出して短くメールを打った。
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To蓮見
FromA
早めに確認したいから、行ってくる。
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そして、ギュッと携帯を握りしめ、間もなく見えてきた校舎を見上げる。
さっきまで見上げてた豪華絢爛な校舎とは違った至って普通の校舎。
―――南高校である。
ゴクリ、唾を飲み込み足を踏み入れようとしたその瞬間。
「あっれ〜?こんなとこで何してんのよ妄想お嬢サマ。」
私の前に突然現れた"藍色"。
宮田、葵だ・・・
ドクン、あ、今さら緊張。
「そのまんまの格好で来ちゃって。お前バレたらヤバいんじゃね〜の〜?ったく。」
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あゆみ - ここまですごく面白かったので続きも楽しみにしてます!更新頑張って下さい\(*⌒0⌒)b♪ (2015年9月21日 17時) (レス) id: 5caf3af081 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 更新楽しみに待ってます!頑張ってください! (2014年1月16日 19時) (レス) id: 92feccc4ca (このIDを非表示/違反報告)
謎の月(プロフ) - ニアさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!これからもお読み頂けると光栄です (2014年1月12日 22時) (レス) id: 3695c26c2a (このIDを非表示/違反報告)
謎の月(プロフ) - あゆさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!もう更新するつもりはあまりなかったのですが、もう少し頑張ってみます! (2014年1月12日 22時) (レス) id: 3695c26c2a (このIDを非表示/違反報告)
ニア - 泣きました、笑いました。 最高です! (2013年12月30日 22時) (レス) id: 04fbca3b91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鵲 | 作成日時:2013年1月12日 23時