李牧_アルコールのせい ページ28
※李牧の側近剣士、片想い設定
各キャラでお酒シリーズ��
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戦に勝利し趙国に戻る最中の野営地
兵士たちは祝杯をあげ大いに盛り上がっていた
「さぁ、私たちも少し呑むとしましょうか」
李牧がカイネ、傅抵を連れて歩いて来た
「今回はAに助けられたな」
「私もカイネに助けられたしお互い様だよ」
カイネとは歳が近い事もあって姉妹みたいな関係
こうしてたまにお酒を飲むこともある
「A、酒はそんなに強くないだろ？
あんまり呑むんじゃねーぞ」
「もう、わかってるよー」
数分後
やはりお酒に弱いAは顔を真っ赤にしていた
「ほら、立てるか？」
「ん、傅抵、ありがと」
脱力する身体を無理矢理動かそうとするも
1人では立てなさそうだったので
傅抵が肩を貸してくれた
「… 傅抵、呑ませてしまったのは私なので
責任持ってAを天幕まで送ります。
カイネと待っていて下さい」
そう言うとAを軽々と抱きかかえた
身体がふわふわ浮く感覚と振動が心地よくて
眠気が襲って来た
(あ…李牧様…顔が近い…夢、か)
こんな状態が現実で起こるとは
思っていないため、すぐに夢の中だと理解した
天幕に着き、寝台に下ろそうとしたところ
急にAの腕が李牧の体に回された
「A？抱きつかれると降ろせないんですが…」
少し困惑した様子の李牧に気付くはずもなく
すうすうと寝息を立てるA
無理に腕を離して起こしてしまったら
可哀想だと思い、李牧は抱きかかえたまま
寝台に腰を下ろした
「…ん…
行かないで…」
夢の中でなら、と思って李牧様に抱きついてみた
暖かくて落ち着くなあ
ああ、私はやっぱり
「…李牧様が、好き…」
Aからの好意は何となく気付いていた
しかしそれは師弟関係のような、
信頼のようなものだと思っていた
今の言葉は、本心？
「私らしくないですね…」
本心ならいいのに、と思ってしまう
相変わらずすうすうと眠り続けるAを
抱えたまま一緒に布団の中に潜り込み
寝台にゆっくりとAを降ろした
この状態でもなお抱きしめる腕を
離そうとしないAに李牧は頬を緩めた
「…私も、Aが好きですよ」
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翌朝
A えっ！？李牧様！？
李牧 私もそのまま寝てしまいましたか…
A (どういう状況！？)
カイネ 結局昨日は李牧様戻って来なかったな
傅抵 確実にそーいう事だな
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Lin(プロフ) - ぽむさん» コメントありがとうございます！続編の方に蒙恬新作アップしました！最近アニメ見て蒙恬熱が上がってます。笑 他の展開も書く予定ですのでよろしければお付き合いください！ (2021年7月7日 13時) (
レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - いつも楽しく読ませて貰ってます！蒙恬のお話リクエストします！楽しみにしています！ (2021年7月7日 4時) (レス) id: 647e3af02d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 続編も楽しみにしています！ (2021年7月5日 10時) (レス) id: e64872b0e0 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ちぃ様いつも読んでいただきありがとうございます！こちらのページがいっぱいになったので続編作成中です！近日中に公開予定なので続編も読んでいただけたら嬉しいです^_^ (2021年7月4日 19時) (レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - お返事ありがとうございます！楽しみにしてます＞＜ (2021年6月13日 16時) (レス) id: 86ec3e8020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lin | 作成日時：2021年1月17日 2時
