Long-distance love

season7 ページ9

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｢電話来た時びっくりしました…｣








あかん。

無理や。

目見て喋れへん。







ケンチ｢いきなり電話しちゃってごめんね(笑)


せなちゃん、全然LINEしてくれなくて

さみしかった。笑｣






｢いや、あのそれは…

ケンチさんEXILEやし、

私なんかLINEしたら迷惑かな…と｣







あかん

ほんまに目見て喋れん…


キャバ嬢失格や。笑









ケンチ｢せなちゃんさ…

俺のこと苦手だったりする？笑｣





｢え？！？！滅相もない！！｣






ケンチ｢さっきから俺の顔見ずに

まっすぐ壁見て喋ってるから(笑)｣







｢いや、あのその……

イケメンすぎて見れません…｣





待って。

私何言うてるん？！

ほんま調子狂う、らしくない…泣









ケンチ｢ははは！！

やっぱり面白い。笑

ねぇ、会いに来たんだから顔見せてよ。｣






｢はい……｣





ケンチ｢俺、決めた。｣




｢…？？？？？｣




ケンチ｢俺は今、せなちゃんにとって

ただのお客さん。

俺、一目惚れした。せなちゃんに。

だから何回大阪来てでも、絶対好きにさせる。｣









…？？？？？



はい？？？





ケンチさんが、私のことを好き？！








｢あ、えっと…ケンチさん？｣







ケンチ｢あと、ケンチさんてやめて。

俺、健一郎。

ケンくんって呼んでよ。｣








｢ケンくん…///////｣









そこから何を話したのか覚えてない…






夢中だった…






ケンくんの動き一つ一つに。








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