Long-distance love

season6 ページ8

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ケンチさんが来店してから

１週間がたった…








｢もう１回だけ飲みたいな〜｣





イケメンやし、

優しいし……








｢連絡したいけど、EXILEやしな〜(笑)｣





いつも通りメイクをしながら


独り言。(笑)









芸能人てのもあるけど、

東京は遠い。


営業したところで……







そう考えていると、




〜♪♪♪〜



私の携帯が鳴る





｢今日はどのお客様かな〜


……え？？？？｣






一瞬目を疑った…







ディスプレイに表示されたのは

さっき頭で考えていた人の名前…








【ケンチさん】





急いで電話に出る。









｢はい、もしもし！！

ご無沙汰してます！せなです！！！｣





あかん、

緊張して変な感じ(笑)







ケンチ｢せなちゃん相変わらず面白い(笑)

今日、お店に出勤してるかな？｣





｢してますよ！ん…？！

大阪なうですか？！やばー！！笑｣






ケンチ｢大阪なうです〜(笑)


今日1人で行くからVIPルームよろしくね！

またLINEするね！｣







｢はい！！！失礼します！！｣









めちゃくちゃ緊張した…


いつも通り喋れへんし……








もう分かった。

これ一目惚れやん。




でも、、、





｢叶わぬ恋やし、

何より遠距離恋愛なんか私に向いてへん。｣









気付きたくなかった…









頭の中でいろいろ考えていると

気付けば出勤の時間。








今日も私の仕事が始まる。









店長｢せなさ〜ん！

VIPルームお願いします！｣









ガチャ〜。




｢失礼します。お久しぶりです…、！｣





ケンチ｢休みなのに、

せなちゃんに会いたくて

大阪まで来ちゃった…｣









目の前には




EXILEでもあり、

私のお客様となった、




彼、橘ケンチ


が微笑んでいました。









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