【REBORN!】幻のアルコバレーノの波瀾万丈な日々。３【ヴァリアー編】

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ベルと別れ大雅と戦ったグラウンドへと来た。

対向線の向かいにいる雲雀との距離がかなり近いな。



かと思ったら、チェルベッロに別の場所へ誘導される。





『…教室？てか2-Aじゃん！』



「ん、教卓に何か置いてあるみたいだな」



「お2人には教室の後方で待機していただきます」





机とイスは全て綺麗になくなっていた。

一体これから何が行われるんだ…？





「各フィールドに設けられたポールの頂上には、フィールドと同じ種類のリングが置いてあります」



『…ないけど』



「…そうだな」





もちろん中にも外にもあるわけもなく。

窓から見える雲雀の所にはちゃんとあるのにな。





『僕たちだけ光のリングが近くにない感じ？』



「この広さを探しに行けってことか？」





グサッ





『「う"っ」』





力が抜け腕から燃えるような痛みが広がっていく。



やっぱり何か仕掛けられてたのか！

調べてからつけるべきだった…。



後悔した所でもう遅く、立つことすらできない。

リストバンドからぼんやりと声が聞こえるくらいだ。





「ただ今、守護者全員にリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました」



「デスヒーターと呼ばれるこの毒は瞬時に神経をマヒさせ、立つことすら困難にします。

そして全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増してゆき、30分で……絶命します」



「ど、どーゆーことだよ！！大空戦なのになんでみんながこんな目に！！」





見なくてもツナが慌てふためいてるのが目に浮かぶ。



でも、30分か…結構 短いな。

僕はどうでもいいけど大雅だけでも救いたい。

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