【REBORN!】幻のアルコバレーノの波瀾万丈な日々。３【ヴァリアー編】

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「大空であるボスの使命だからです。
晴・雷・嵐・雨・霧・雲、すべてに染まりつつすべてを飲み込み包容することが大空の使命」



「守護者全員の命がボスの手に委ねられる戦い。それが大空戦なのです」



「委ねるって…こんなの！！」



「毒の進行を止める方法が1つだけあります。それは、守護者のしているリストバンドに同種類のリングを差し込むことです」



『た、いが…生きて、る……？』



「ああ…」





生命の確認が取れて安心したが今の話はおかしい。



だって僕たちの所にはポール、ましてやリングなんてあるはずがない。

それなのにどうやって解毒しろって言うんだよ…。



その時、無線が突然切れて別の無線に繋がった。





「聞こえますでしょうか。聞こえましたら応答してください」



『は……チェル…ベッロ…？』



「はい。A様とジャック様には特別な解毒方法になりますので別にご連絡させていただきます」



「…別…？」



「リングにはそれぞれの属性を表すデザインが施され、デザインが一致すれば解毒剤が投与される仕組みになっています。

ですがお2人のリストバンドは違います。ボンゴレリングであればどのリングでも解毒することが可能です」



『「！？」』



「そして光のリングを見つけ出し、リング争奪戦の終了時に所持していた方が光の守護者として認められます。

最後にもう一つ、光のリングだけはどのリストバンドも解毒することができます。
光のリングを所持するか仲間の解毒に周るかはご自由です」





それだけを言い残すとチェルベッロは通信を切り元の無線に繋いだ。



つまり僕たちの解毒は簡単に行えるってことだ。

それなら助けを待ってるのが得策だろう。





でも、解毒の後はどうすればいいのかな。

リングをかけて戦うか他の奴らの解毒に周るか。



…チェルベッロもなかなか酷なことをさせるな。

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