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深海奏汰の奮闘記 ページ17
Side.Kanata
「ぷか、ぷか…♪…おや…？」
『あぁああ…』
ふんすいにうかぶ『すまほ』をみてうなだれる『かのじょ』。ぼくの『こうはい』けん『ぷろでゅーさー』。
ぼくのすきなこでもある。
たぶん、ふんすいにうかぶ『すまほ』はAさんのでしょう。
「Aさん、どうぞ…♪」
『ありがとうございます…スマホ死んだ…』
うぅ…とこえをだして、『こうしゃ』にむかうAさん。
『うわっ！？』
「あぶない…！」
ぷかぷかしてとびはねた『おみず』がたまっていて、Aさんがころびそうになった。
だきよせて、ころばないようにまもった。
『あ、ありがとうございます』
「いえいえ、『あたりまえ』です♪」
そういってAさんをはなすと、Aさんはこちらをむいて、こういった。
『さすが、ヒーローですね！』
こんなちいさなことでも、『ヒーロー』っていってくれるなんて。
『ヒーロー』で、よかったです。
続く
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作者名：扇@crew | 作成日時：2019年3月25日 13時
