妹だけど好きになっていいよね【おそ松さん】

松野家の朝 ページ2

Aside

おはよーございやす。Aです。


ただいま８：３０ですね。


学校？ああ、今日休みだよ。


ん、あのニート達にとってはまだ
早い時間だけど起こしにいきますか〜


襖を開けると、視線の先に
スヤスヤ眠っているやつらがいた

『にいさーん、起きて〜』


やだとかまだ寝るだとか聞こえる。


仕方ないな。

『おいこら、飯抜きにすんぞ』


声のトーンを下げて言うと、みんなガバッと起きてきた。

六つ子「それだけはやだ！」

同時すぎて怖いな。

朝御飯を食べていると
末っ子さんが声を掛けてきた。

トド「A、今日ひま？」

『ん、暇だけどなに？』

トド「デート行かない？」

デートって……付き合ってないんだけど……

『Aお金ないよ』

トド「僕が全部奢るよ？」

あら、優しい！輝いて見えるわ！

まあ、出掛ける時は
いつも奢らせてって言って奢ってくるけど。

『トッティマジ大好き！』

そういって抱きつくと

トド「あー可愛いよぉ！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

しばらくしたあと、顔を青くしたトドまっちゃん

トド「支度してくるねっ！」

そういい、早足で階段を上っていった。

『あ、ねえねえ…って…に、兄さん…？』

顔を暗くしてこちらを見つめる兄さん達


こ、怖いよ！？トド松兄さんが怖がる気持ちわかったわ！


すると、急に甘えた声を出し始めた

おそ「いいなぁ〜！俺も行きたい！」

カラ「つ、着いていってはダメか？」

チョロ「Aが選ぶ服、センスあるから…」

いち「……Aが…いいなら…」

じゅう「ね、いいでしょ……？」


ああ、天使！！

『もぉ〜！みんなで行こっか！』

とか言ったものの

みんなで行くわけにはいかない



一人ずつ行けばいいんじゃない…？

とどまつ兄さんもいいよって！

『はい、じゃあこのくじ引き引いてね
』

「「おおー！！」」

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