真選組の黒ずきん【銀魂】2

終 ページ45

A「そうです。だからいつ作ったら良いのかと…。」


私がおばちゃん達にそう聞くと、


秋風「じゃあ徹夜しましょう、Aちゃん。私たちも手伝うから…いいでしょ？春花さん、夏鳥さん、冬月さん。」


春花&夏鳥&冬月「もちろん。」


こんなにおばちゃん達が優しいなんて…。すごく感動する。


A「ありがとうございます‼」


私がお礼を言うと、


夏鳥「なら、夕食の支度が終わったら急いで業務用スーパーでチョコの材料買ってくるから。」


夏鳥さんがそう言って夕食の支度をする手を早めると、みんな手を早めた。


〜夕食後〜


おばちゃん達と話し合った結果チョコは朝食でプレゼントすることになった。


そして、私たちの徹夜が始まったのであった。


+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+

〜当日の朝食〜


そして朝食で隊士全員にチョコをプレゼントした。


隊士は喜び、殆どの隊士がその場でチョコを美味しそうに食べてくれた。


副長も食堂で食べたが、マヨネーズをチョコにぶっかけながら食べていた。


絶対かけないほうが美味しいのに。


その後私はパトロールしながら、万事屋さん達やお妙ちゃんなどの知り合いにチョコをプレゼントした。


1番喜んでくれたのは神楽ちゃん。あげた瞬間、箱を開けておいしそうに食べてくれた。


取り敢えず、みんな喜んでくれて良かった。


そしてはじめてのバレンタインデーで思ったこと…


たまにはこういうのもいいかもしれない。


…眠いけど。


+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+
〈作者より〉

作者「ハッピーバレンタイン‼神様‼」

神様「そうか、今日はバレンタインデーじゃったな。」

作者「でも神様、知ってました？バレンタインデーってバレンタインさんが処刑された日なんですよ？」

神様「確かにな…。バレンタインはとてもいい奴じゃったがな。」

作者「兵士の結婚が禁止されてる法律があるのに、こっそり兵士を結婚させてあげたなんていい人ですよね。」

神様「だが、殆どの人がそのことを知らないだろうな。勿体ない。」

作者「あと、バレンタイン＝チョコっていうのは日本だけだそうですよ。」

神様「ちなみに外国だとお世話になっている人(男女関係無し)に様々なものをプレゼントするらしいんじゃ。」

作者「だから、外国ではホワイトデーがないらしいですよ。」

神様「深く考えるとバレンタインって面白いじゃろう？」

作者「ですよねー！」

第78話→←季節ネタ番外編「たまにはこういうのもいいかもしれない」の巻

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