第66話 ページ29
お妙ちゃんが出迎えてくれたってことは近藤さんがここに来ている原因はお妙ちゃんだということだよね。
沖田「で、近藤さんは何処ですかィ?」
沖田さんがお妙ちゃんにそう聞くと、お妙ちゃんは、
妙「こちらです。」
と、案内してくれた。
そして着いた先には…
・血を出して倒れている近藤さん
・思いっきりへし折られた机
・割れたお酒の瓶(破片に血が少し付いている)
という、なんとも言えない状況になっていた。たぶん、全部お妙ちゃんがやったことだと思うけど。
沖田「じゃあA、近藤さんの足を掴んでくだせェ。」
A「分かりました。」
でもきっと沖田さんは近藤さんの体重が私にたくさんかかるような持ち方をしてくるんだろうな。
妙「ごめんなさいね、じゃあ、お願いします。私は仕事がありますので。」
と言って、お妙ちゃんと私たちは別れた。
私たちはどうにかして、近藤さんをパトカーの後部座席に乗せた。
そして私は助手席、沖田さんは運転席に乗り込み、屯所に向けて、出発した。
沖田「そういえばA。」
出発して少し経つと沖田さんが急に話してきた。
A「どうしたんですか?」
沖田「さっきから気になってたことなんですが、頭の包帯ってどうしやした?」
…頭の包帯?私なんかしたっけ?と思い、手で頭を触ってみると、本当に包帯が巻いてあった。
巻いてあるのを確認した途端、私はどうしてこうなっているのかを思い出した。
A「万事屋で、定春君が私の頭をくわえてきたんです。
で、少し、歯が突き刺さって頭から血が出たので、新八君に包帯を巻いてもらいました。」
私が沖田さんにそう話すと、
沖田「じゃあ大した怪我じゃなさそうですねィ。」
と、少し安心したように言った。沖田さんも噛まれたことがあるのかな?もしくは、頭を噛まれた万事屋さんとかを見たとか。
そんなこんなしているうちに屯所に着いた。どうやら、私たちが話している間に、近藤さんは復活したらしく、駐車が終わると、自分で車から、降りていた。
そして、
近藤「すみませんっ。」
と、軽く私たちにお辞儀する。
A「いいんですよ、近藤さん。でも、お妙ちゃんが嫌がらない程度にしてくださいね。」
と、私が言うと、
近藤「一応今も嫌がられないように努力だけはしてるんだがな…。」
と、小さな声で呟いていた。
しかし、絶対に今の1000倍くらいは努力しないとダメだろう。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時