第64話 ページ27
銀時「で?どうしたの?黒ずきんちゃん。」
A「いいから、耳を貸してください。」
そして万事屋さんは私の方に耳を向けた。
A「さっちゃんが言ってることは多分嘘ですよ。」
私が万事屋さんにコソッと教えると、万事屋さんは少しだけ、ドヤ顔をして、
銀時「銀さんも知ってた。」
と、言った。まぁ私よりも長い間さっちゃんといるわけだし。それに、これまで何度もこう言うことがあったに違いない。
猿飛「銀さん、一体何の話?」
私たちのやりとりを見ていたさっちゃんが万事屋さんにそう聞いた。
銀時「お前、結婚したって言うの嘘だろ。出来たら本当であって欲しかったけど。」
万事屋さんはさっちゃんに向かって呆れて言った。でも、さっちゃんも負けてない。負けたとかそういうのがあるかは分からないけど。
猿飛「私の嘘を見抜くなんて…」
見抜くなんて…?
猿飛「…銀さん、私のことをちゃんと理解しているってことでしょ?
そして最後に言った言葉は嘘でしょ?私分かってるんだから。」
どうやら、私が万事屋さんに教えたのは逆効果だったかもしれない。
しかし、さっちゃんがそう言った次の瞬間…
銀時「嘘な訳あるかぁぁぁぁ‼‼」
と、木刀でさっちゃんをぶっ飛ばした。さっちゃんは窓を突き破り、はるか彼方は飛んで行ってしまった。
A「万事屋さん…流石にやりすぎじゃありません?」
私が万事屋さんにそう言うと、答えたのは万事屋さんではなく、神楽ちゃんだった。
神楽「いつもあんな感じだから、心配することないネ。いつも、傷1つなく銀ちゃんに会いに来るアル。だから、何も心配しなくていいネ、A。」
神楽ちゃんがそう言うと、新八君も口を開いた。
新八「そうですよ、Aさん。全く心配しなくて大丈夫です。
それに、さっちゃんさんは忍者ですし、着地とかも、怪我をせずに出来ますから。」
と、新八君は言った。確かに、着地が失敗しなければ、大怪我しないだろう。
私は少しだけ安心した。
A「でも、さっちゃんって万事屋さんが好きなんですよね?
何度もこんなことされてるのに諦めないなんて、結構すごいことだと思いますけどね。」
私がそう言うと、
銀時「そういうのをなんというか知ってるか?
…ストーカーだ。」
確かに、ストーカーは嫌だな…。
そういえば、ストーカーという言葉で思い出したんだけど、近藤さんは今、何をしてるんだろう?
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時