第63話 ページ26
万事屋さんにとっては嫌なことでも、さっちゃんにとっては良いことなんだよな…。今の状況。
別に何かおかしな事が起きているんじゃなくて、ただただ普通にさっちゃんがいるだけなんだけどね。
そういえばさっきさっちゃんが『私は銀さんの…ゴフッ』って言ってたけど、銀さんの…の後には何が続いたんだろう?
彼女とかそういうのかな?でも、M属性なんだから、別に万事屋さんが好きとかそういうのじゃないのかも…とか思ってたら、新八君の言葉を完全に無視したさっちゃんが、
猿飛「銀さん…大事な話があるの…。」
と、神妙な顔で話し出した。
銀時「どうせ、ロクでもない事だろ?」
万事屋さんが呆れた顔でそう言った。それに対してさっちゃんは神妙な顔を崩さず、
猿飛「実は私結婚することになったの。」
さっちゃんがそう言った。それに対して万事屋さんは
銀時「へぇ、良かったじゃねぇか。」
と、さっちゃんに返す。まぁ大方『嫌いな相手がやっといなくなる…こいつの旦那…頑張れよ。』的なことを思ってるのかな?
神楽「銀ちゃんとじゃなくてよかったアルか?」
新八「確かにそこが不思議ですね。」
しばらく空気化していた神楽ちゃんと、さっちゃんに無視された新八君がそう言うと万事屋さんは、
銀時「いや、むしろ、銀さん以外の人と結婚してくれる方がありがたい。」
と、返した。すると、さっちゃんが悲しそうな顔をして、
猿飛「銀さん、本当にそう思ってるの?ここで諦めたら、もう終わりなのよ。今ならまだ間に合うかもしれない。」
と、言った。…まさか、これは罠っていうかさっちゃんの策だとか?
…ってことはさっちゃんは万事屋さんのことが好きってことなんだ‼
じゃあさっき考えていた『銀さんの…』の続きは、『彼女』とか、『奥さん』的なやつを入れようとしていたのかも。
で、そう言うだろうと思った万事屋さんが先を言わせると面倒くさいことになるから叩いたのか‼
私は1人で納得して、その事を万事屋さんに教えてあげようと思った。さっちゃんには申し訳ないけど。
さっちゃんはきっと万事屋さんが気づくまでやるかもしれない。
それは流石に万事屋さんも可哀想だ。万事屋さんはさっちゃんのこと嫌いって言ってるし。
新八君と神楽ちゃんはそうでもなさそうだけど。
A「万事屋さん、万事屋さん。ちょっと耳貸してください。」
銀時「いいけど…」
そう言って私は万事屋さんの近くへ行った。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時