15 お迎えに ページ16
Aside
日和に電話をする。
すると、日和はワンコールしてもないうちに電話に出た。
「Aちゃんだね！今日の交流は終わったんだね？」
「うん、終わったよ。お迎えに来てくれる？」
「もちろん…♪Aちゃんのためにいろいろ用意してるんだね」
電話をし終えて数分後。
送迎車が目の前に現れる。
日和はわざわざ車内から出て、満面の笑みで飛びついてきた。
「Aちゃんの匂いなんだね…♪」
「日和ぃ、勢いよく抱き着きすぎだよ〜…」
なんせ、送迎車が止まってて、私たちが抱き着いてるのは夢ノ咲の校門前だ。
いろんな目に見られてる気がしてどきどきする。
「やっぱり、Aちゃんじゃないとぼくはだめだね…」
「もう分かったから、一旦抱き着くのは止めにして？」
「もうちょっと…」
「だーめ、誰が見てるか分からないじゃない」
「ぼくだけのAちゃんだって示しとかないと、夢ノ咲の奴らが可愛いぼくのAちゃんに手を出すかもしれないんだね…。ふふっ、Aちゃんはぼくだけのものなんだね…♪」
抱きしめられていて、私の思考は追い付かない。
日和の柔らかい髪が私の頬に触れる。
心臓が高鳴ってるのが自分でも分かる。
そして耳元で囁かれて私はくらっとし、その場から動けなくなってしまう。
「Aちゃんが耳弱いコトぐらいぼくは彼氏だから知ってるんだね…」
「日和の意地悪っ…」
動けなくなっていた体が急に軽くなった。
数秒して気づいた、私の体は宙にあった。
日和が私をお姫様だっこしている…！！
「ひっ、日和…な…何してんの！」
「Aちゃんは相変わらず華奢だねぇ！今夜も付き合ってもらおうかな…♪」
「もう、今夜は駄目っ！明日も交流はあるんだってば！下ろしてよ〜…」
「仕方ないね、今夜は止めておくことにするね」
日和は私をお姫様抱っこをしたまま、車の中へ入った。
「こら、動いちゃ駄目なんだね！ぼくに従うんだね」
車の中でも私は日和の上に乗っかった状態だった。
地味に肌が触れてもどかしい。
「日和…、恥ずかしいって」
「なにも恥ずかしいことじゃないね。人目も気にしなくていい」
「そういう問題じゃないのっ！」
なんやかんやで、まだ日和のわがままに私は溺れていたかった。
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美玲(プロフ) - おひぃ様いいですよね！おひぃ様もだしEden！Edenが尊いんです!!!!!おひぃ様誕生日おめでとう🎂!!!!!これからも更新頑張ってくださいね!!!Eden最高!!!!! (2022年7月21日 14時) (
レス) id: 0536cf4548 (このIDを非表示/違反報告)
ふわむにゃ(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます！嬉しい…！ (2019年8月16日 14時) (レス) id: af6be9856c (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - おひいさんが尊い(*´∇｀*)物語もとても面白かったです！これからも応援してます。 (2019年8月8日 0時) (レス) id: 85d14ba6ea (このIDを非表示/違反報告)
ふわむにゃ(プロフ) - 夜月さん» 更新全くできてない状況ですが…、嬉しい言葉ありがとうございます！ (2019年7月14日 1時) (レス) id: af6be9856c (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 面白かったです♪夢主ちゃんはおひいさんの良き理解者だから...頼む夢主ちゃんっ！！テンシの話を断ってくれ...！！他校で推しラン1,2位に入ってるおひいさんには傷ついてほしくないのｯ！HAPPY ENDになりますように... (2019年6月27日 13時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわむにゃ | 作成日時：2019年1月13日 3時
