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其ノ参拾陸 極限集中状態 ページ36

妖怪は人間が嫌い。
そうだとは思ってたけど、改めて妖怪の口から聞くと、これから私はどうするかと頭を悩まされる
リンちゃんの料理を食べ終わる頃、キラさんが食の間に顔を出す
キラ「お早う御座います。愛華様」
愛華「ん、キラさん。今行きます」
急いで食べ、お皿を片付けようとすると、リンちゃんが
リン「私が片付ける。しゅぎょー行ってらっしゃい!」
愛華「いいの?ありがとう!」
私はキラさんの元へ行く
キラ「では参りましょう」
愛華「はい」
月「頑張れよ」
愛華「うん!」
食の間を出て、向かうはさっき剣術修行をした庭の先
愛華「改めて見るとひろーい……」
広い庭には、色々な建物や、小川、プールなんかもあった。奥には巨大な大木がそびえ立ってて、その敷地をぐるりと高い城壁?があった
愛華「どこに行くんですか?」
キラ「はい。まずは霊力を高める為、極限の集中状態を作ってもらいます」
愛華「それって……ゾーン?」
キラ「はい。なった事が御ありですか?」
愛華「あります。バレーの試合の時は基本なる」
キラ「流石愛華様。一般の人間はゾーンになる事がとても少ないのです。愛華様は霊力も高い故、ゾーンになりやすいのですね。」
愛華「へえ……霊力と関係してたんだ」
キラ「そうですね。ゾーンを繰り返せば、霊力も格段に上がってきます。そして、ゾーンを操る事が可能になれば、習得できる技や術などが増えます」
愛華「技や術……?」
キラ「はい。例として私の変化の術を御見せ致しましょう」
変化の術。聞いたことがある。確かキラさんは狐なんだっけ。
キラ「変化の術。」
キラさんから煙が大量に出た後、キラさんがいた所にはクウちゃんがいる
愛華「え!?クウちゃん!?キラさん!?」
クウ「キラです。このように、変化の術は使えるかどうかは分かりませんが、愛華様なら並の妖怪位の妖術を取得できると思います」
クウちゃんの姿でその言葉遣い、なんか調子狂う……
愛華「も……戻ってもらっていいですか」
クウ「承知致しました」
クウちゃんからキラさんに戻る
愛華「つまり、霊力が向上すると、出来ることが広がるってことですね」
キラ「はい。その通りに御座います」
愛華「分かりました。で、どうやってゾーンになりましょう?」
キラ「奥の御神木の下に小川が流れてるのが分かりますか?」
愛華「はい」
キラ「あの小川を辿ると、大きな滝がある泉に辿り着きます。その滝で修行に御座います」
アニメとか出てくるマジの修行じゃん……

其ノ参拾漆 巫女修行→←其ノ参拾伍 決意



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作者名:ムーンナイト-moonnight- | 作成日時:2018年1月21日 0時

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