【ヒプマイ】挙動不審な彼女と12人

4、家なのに休めない ページ5

一郎side


三郎「でも、この方はもうここに住むって決まってしまっているんですよね？
そんな簡単に断れないと思うんですが…｣



「写真見る限り悪い奴じゃなさそうだし、俺は別に構わねぇんだけどよ…｣



俺がそう呟けば二郎、三郎も賛同してきた。



二郎「兄ちゃんが良いなら俺も平気だ！！」


三郎「僕も大丈夫です。いち兄に迷惑かけるようなら許しませんがね」




さすが俺の弟たち、話が早くて助かるぜ



だか問題は他の奴らなんだよな




左馬刻「俺らも別に構わねぇよ。
女に手ェ出すほど落ちぶれちゃいねぇ」


理鶯「うむ、小官は女だろうと歓迎するぞ」


銃兎「私も良いと思いますよ。
私は仕事上、家にいる時間も少ないのであまり関係ありませんがね」



1番反対しそうな左馬刻の野郎があっさり受け入れたため驚いたが、揉めるよりマシか。




「乱数、お前たちは？」



乱数「ボクもぜーんぜんOKだよっ！
このオネーサン可愛いしっ！！｣



幻太郎「小生も大丈夫ですよ、仕事の妨げになるような方には見えませんしね」



帝統「あ"ーー、そんな事より腹減ったぜ」



1人よく分からない奴が居たが、まぁいいだろう



すんなりと話が進み、後は寂雷先生たちだけ。



「ここが1番問題なんだよなぁ」



寂雷「私も独歩君も平気ですよ。ただ、一二三君がね……」



「そっすよね…」



一二三「やだやだやだ！家に女がいるなんて！！家なのに休めないぃぃ！！」



独歩「やめろ引っ付くな！！」



独歩に抱きつき、やだやだやと喚く一二三。


寂雷「一二三君、よく考えてみてください。
これは女性恐怖症を治すいい機会だと思いませんか？」



独歩「そーだよ、一二三！」



一二三「…そう…っすね！ポジティブに考えなきゃやってけないっすもんね！！｣



先生と観音坂さんの話で無事伊弉冉さんを説得することができた。





「ふぅ、じゃ空き部屋の掃除しねぇとだな」

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