23、逆に ページ28
銃兎「随分といい匂いがしますね」
『あ、銃兎さん。おはようございます』
声をかけられ、後ろをむくと銃兎さんの姿が。
銃兎「この匂いは魚…ですか?」
『はい!朝ご飯作ったのでどうぞ!』
銃兎「ありがとうございます。いただきますね」
・
銃兎さんに料理を提供していると、学生さんたちやお仕事に向かう方々が起きてきました。
二郎「ふぁぁ、ねっみぃ……」
三郎「朝からだらしないな、二郎は」
二郎「んだと?コノヤロウ!!」
三郎「何もないさ。僕はただ思ったことを言ったまでだ」
二郎「あ"ぁ!?」
二郎と三郎は鼻と鼻がつきそうなほど顔を近づけ睨み合っている。
お、お二人の間に火花がみえます…
でも不思議と仲が悪いとも見えませんね。
逆に仲が良くも見えてきました…
『お、お2人は仲が良いんですね!』
二郎「はぁ?」
三郎「貴方の目は節穴ですか?」
『えっ、あ、いや…怒らせるつもりではなくて!!』
つ、次は私が睨まれてしまいました…
2人に軽く怒られてしまい沈んでいると横から明るい声が聞こえてきた。
一郎「Aは2人の仲の良さに気づいてくれたか!良かったぜ!」
『一郎さん!で、ですが……』
一郎「睨まれたことか?気にすんなって!
仲が良いって言われて2人とも照れてるだけだ!な?二郎、三郎」
二郎「や、べ、別にそういう訳じゃ…」
三郎「そ、そうですよ!」
ほ、本当だ…。お2人とも心做しかお顔が赤いです。
照れ隠しだった、ということでいいのでしょうか…?
一郎「そうだA、朝飯貰っていいか?」
『あ、はい!今用意してきますね!』
一郎さんたちに朝ご飯を出していないことを思いだし、キッチンに急いで戻る。
良かった、お魚も冷めていなかったです!
『お口に合うといいのですが…』
一郎「ん、うめぇ!!」
二郎「箸止まんねぇわ!」
三郎「美味しい、ですね…」
3人にも好評だったため、安堵の溜息を零す。
二郎さんに至っては2杯もご飯のおかわりをなさっていました。
さすが育ち盛りです…
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honin - フレンドにりたくてもまんぱんでむりだった(泣き (2021年6月13日 21時) (レス) id: 35b30216e6 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - コメント失礼します!フレンドなりたいんですが良いですか?あと、このお話めっちゃ好きです! (2020年6月27日 12時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ(プロフ) - 桜花さん» 認証させていただきました!!よろしくお願い致します!! (2020年6月12日 20時) (レス) id: 4aa4850497 (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ(プロフ) - Riho MUSICさん» ありがとうございます!よろしくお願い致します!! (2020年6月12日 20時) (レス) id: 4aa4850497 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - フレンド申請させていただきましたよろしくおねがいします! (2020年6月9日 18時) (レス) id: 28a0d4aa7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シラユキ | 作成日時:2020年3月30日 23時