第1話 がんばれ!ドラーズ (3) ページ5
『"トレーニングタイヤ"‼』
『新商品でちょっと高かったけど…。
これをつけると、ムリヤリトレーニングさせられるんだって。』
ガルルル‼
『ん?』
ウギャア‼
『なんでライオンが⁉』
バシャッ
『き、消えた……。』
ザザ…
『ギャ‼』
ザバァ
『今度はサメかよ〜〜〜〜⁉』
−−−−−−
ヒョ「らっしゃい らっしゃい‼」
「今日あがったばかり、新鮮だよ‼」
大人「あそこのF-121ちょうだい。」
子供「お友達のクロちゃん、"トレーニングタイヤ"で猛特訓してたよ。
バーチャル映像なんだから、あそこまで必死にならなくてもいいのにね。」
ヒョ(クロ……。)
−−−−−−
『ハァ ハァ ゼェ ハァ』
ガッ ドサッ
み「なんだ、おとなりのクロちゃんじゃない。」
『やあ、みかちゃんこんにちは……。』
み「ちょっと、ケガしてるじゃない!」
『だいじょうぶ!』
み「ひろしくんに知らせとこ…。」
み「ふーん、クロちゃんそんなに野球が好きなんだ。」
ひ「あいつ、家に来た日初めてテレビで野球見て…、それから夢中になって、チームまでつくっちゃたんだ。」
み「ひろしくんもやればいいのに。」
ひ「ムリだよ。
父さんが死んじゃったから……、 店の手伝いをしなきゃならないしね……。」
み「ひろしくん、お父さんとキャッチボールしてたときのこと、忘れちゃったの?」
ひ「え?そういえば小さいころ、この河原でたまにやってたなあ。でも、もうあまりおぼえてないよ。」
『ひろし、ボールとってくれ‼』
トン、コロコロ…
ひ「あ、ああ……。」
『バックホームだ‼』
「え⁉」
『ばか!練習だよ、練習‼ 』
ひ「あ、そういうことか。」
『早く‼おもいっきり投げろ‼』
ひ「おもいっきり‼」
ビシュッ
シュルルル…
『え⁉』
ギュン
ばしっ!
ボチャ
−−−−
ひ父【おまえ、いい球投げるな。
がんばればプロ野球の選手になれるぞ。】
み【みかも応援する‼】
−−−−
み「ずっと応援してるんだから。」
『ひろし〜〜〜‼』
ひ「わ〜ごめんごめん、ボールべんしょうするよ‼」
『そうか、毎日荷物を運んでいるから、こんなすごい肩ができたのか‼』
『ようこそ、ドラーズへ‼なにがなんでも野球やらせるぞ‼』
み「がんばれー‼」
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青いロボ(プロフ) - はらさん» はらさん、忠告ありがとうございます。コレで外せていると思います。多分 (2018年4月17日 19時) (レス) id: b4343eb795 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年4月17日 19時) (レス) id: 68000d68c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青いロボ | 作成日時:2018年4月17日 19時