第59章 ページ13
探偵社に戻ると私はそのまま社長室へ直行した
『社長、失礼してもよろ…？！』
扉の前で社長に声をかけると、言い終わる前に扉が開いた
え…？えっ？
乱歩「そこで突っ立ってないで早く来なよ、萌愛」
『えっ？あ、は…はい！失礼します」
困惑しながらも、取り敢えず私は社長室に入った
『えっと…あの、ですね？社長…』
おずおずと萌愛が話し出そうとすると乱歩がそれを遮る
乱歩「どーせ特務課にでも連れてかれてたんでしょ」
『え…？何故乱歩さんがそれを』
自分が話そうとしていたことをサラリと当てられ萌愛は思わず乱歩さんに聞いてしまった
乱歩「…？何故って？僕が名探偵だからだよ！名探偵に不可能はな〜いのっ！」
『ほえ…？流石乱歩さん.......！』
やっぱり凄いなぁ…本当に、流石乱歩さんだよ
乱歩「ふふ〜ん♪なんてったって僕は世界一…否、宇宙一の名探偵だからねっ！」
福沢「......ｺﾞﾎﾝｯ」
話が逸れ、徐々に乱歩の声が大きくなってくると福沢が咳払いをした
すると乱歩は静かになり、萌愛は姿勢を再び正し、今日自分の身に起きたことを話し始めた
福沢「ふむ…了解した、情報が入り次第伝える」
話しが終わると福沢がそう云った
『はい、判りました…有難うございます』
申し訳ないなと思うのと同時にこうなるのなら属さずにフリーでいた方が良かったのではないかと萌愛は思ってしまう
『こちらも何かあり次第連絡致します…すみません、失礼しました』
スッと一礼すると萌愛は社長室から出ていった
はあ…取り敢えず、探偵社には迷惑がかからないようにしつつ…今後ちゃんと自由に臨機応変に動けるようにしておかないとだね
そんなことを考えながらみんながいる方へ戻った
福沢「...乱歩」
福沢は乱歩の方を見ながら名前を呼ぶと乱歩は福沢の方を見て
乱歩「はあ〜い、まぁ…安心してよ社長、名探偵に.......不可能はないんだから」
乱歩はニヤリと笑った
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夏雨(プロフ) - 眼鏡笹団子さん» とっても面白い作品で見入ってしまいました！これからも更新頑張ってください！ (2021年8月19日 12時) (
レス) id: 892fd67213 (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - とても、良い作品です！、応援してます！！！！ (2020年11月19日 7時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 前作から読んでます♪面白いですね！！続き待ってます！ (2020年6月28日 18時) (レス) id: f9f48108ec (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡笹団子(プロフ) - 雫さん» 読んでくださって有難うございます！！そうですね、感染しないように気をつけます！雫さんも気をつけてください！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 5fbe94ee27 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 前編も読ませていただきました。とても面白いかったです。待っていますので、頑張ってください。また、感染にも、十分注意してください！ (2020年5月23日 9時) (レス) id: 7a23cd250d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼鏡笹団子 | 作成日時：2020年5月19日 14時
