腹黒さ２％ ページ3
歯を磨き終わった後靴を履き
『いってきまーす』
とだけ言った。
外へ出て空を見上げると、
雲一つない晴天を超えるような天気だった。
今は６月。
今年は真夏と言ってもいいほどの気温が続く。
この炎天下の中登校するのだ。
『暑いなぁ…、
こう暑いと運動部尊敬するわ…』
こんな暑い中試合とか、私には考えられない…。
登校中に聞こえる蝉の声…、
夏だなぁ、と感じさせる。
道路の端で適当にスマホを弄っている。
『ん、稲妻町で不審者…⁇小学生相手に
何やってんだか……』
inazumaニュースを見て声を漏らしてしまった。
幸い周りに誰もいなかったからいいけど…。
暫く歩くと雷門中が見えてきた。
『はぁ…、やっと着いた』
校門に入り誰かターゲットがいないか見る。
あ、いた…。“涼野風介”
若干私に好意を向けてるんだよな〜…
丁度 部室の前で止まってくれた。
チャンス…‼
『風介センパーイ‼』
風介「⁉あぁ、なんだ。宮野か…おはよう」
『おはようございます。暑いですね〜』
苦笑し風介先輩を見つめた
風介「そうだな。晴矢がいなくて助かったよ」
『晴矢先輩ですか…？どうして、、』
可愛く首をコテンと傾ける
風介「///彼奴は見ての通り暑苦しいんだ。
近くにいるだけで暑いんだよ」
お、効いたか…？
『何となくわかる気がします。
じゃあそろそろ部室に入りましょうか』微笑
風介「あ、ああ////」
完全に惚れた状態だ…。
風介先輩はキャラも嫌いじゃないし
見た目もイケメン♪
嫌いどころじゃない、むしろ好きだ。
恋愛対象とかじゃないけど。
部室に入るとマネージャーが集まっていた。
正直邪魔だなぁ…、
この3人、私が認める程の顔の整いがあるし、
性格だって…、
私みたいに黒ずんでない。
性格面では羨ましい。
羨ましいから、消えて欲しい。。
嫉妬心が増えるから…
『音無さん、木野先輩、夏未先輩、
おはようございますっ♪』
私は3人を笑顔でみた。
怖い、嘲笑うような笑顔で。
そうしたら3人とも怯えた。
怯えながら、
ちゃんと返事をしてくれた。
『あ、少し私お手洗いに行ってきます!』
すぐ私はトイレに駆け込んだ。
『っ…何で、優しくするんだよ……』
その勢いで私は唇を噛んだ。
『羨ましい。黒なんてない白色の心。
アレが欲しい…あの真っ白い心が………』
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キレキルネンコ - Marry☆*:さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！！(*^^*) (2017年5月16日 17時) (
レス) id: c732e7be04 (このIDを非表示/違反報告)
Marry☆*:(プロフ) - いきなりすいません！！ この小説読ませていただきました！続きが気になって仕方が無いです！ 更新を楽しみにしてます...♪*ﾟ (2017年5月16日 17時) (レス) id: 63507e9c5b (このIDを非表示/違反報告)
キレキルネンコ - ありがとうございます！更新無理せず(？)頑張っていきたいと思います！ (2017年5月14日 17時) (レス) id: c732e7be04 (このIDを非表示/違反報告)
姫羽(プロフ) - 面白いです！主人公ちゃんの性格結構好みです(笑)無理せず更新頑張って下さいね♪ (2017年5月14日 17時) (レス) id: 928a4fe77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キレキルネンコ | 作成日時：2017年5月5日 19時
