SMの天然タラシなイケメンプリンス 【男主】

マネージャーは辛いよ5 ページ44

マネヒョンサイド


『1日休みって素晴らしい毎日が日曜日ならいいのになんで俺有名子役なの？どうして休みがないの？なあなんでだマネヒョン。』
「知るか。」


1日だけ本当に休みをもらってマネージャーは送り迎えするんだろと言われ街中まで車を走らせてる最中。
車内で呪いのようになぜだなぜだと繰り返すAにもはや恐怖しか出てこない。

「あ、お前また女の子泣かせたろ。」
『…心当たりが多すぎて……』
「ほら、金髪の、昨日テレビ局に迎えに行った時に泣き腫らした顔してたぞ。」
『俺にあの人はもったいない気がして。』
「なんでだよ？可愛かったぞ？」
『あの人メインダンサーだしほらJYPって三年経ってからじゃないと恋愛禁止！みたいなところあるでしょ、今人気になってんのに出しちゃダメでしょ。』
「お前もちゃんと考えてるんだな。」
『いや半分は今作った。それに年上だけど子供っぽいからなー。俺は、お姉さんが好きなの！』
「きも。」
『うるさい早く飛ばせ。』
「金髪もいいと思うぞー、ほらあんな、ん？」


あんな金髪なお姉さんも、と車内から指をさした先には金髪のお姉さんがナンパでもしてきたであろう男に無理やり連れてかれかけてる光景だった。
何を思ったかいきなりスピードを落としていたとはいえ走行中なのにAがドア開けて飛び出して行った。






あ、馬鹿なの？怪我したいの？あんた大事に傷一つつけまいと念入りに育てられてきた俳優君なのよ？馬鹿なの？ねえ

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