マネージャーは辛いよ6 ページ45
マネヒョンサイド
慌てて近くに駐車して開けっ放しのドアを閉める。
するとまあ追っ払ったのだろう金髪のお姉さんの肩を抱きながらこっちにくるA。
「おう、…ビンゴだったか」
『マネヒョン目いいんだね。』
「一瞬で芸能人だって見抜いたお前の目の方が良いだろ。」
俯きながら平謝りする金髪のお姉さん。もといTWICEのモモさん。
こちらこそ急で驚かせてすみませんと頭を下げるといえいえ、こちらこそ、と謝り合いになった。
『…他のメンバーは？』
「1人です。」
『なんでそんなツンケンしてるんだよ…』
「振られた男相手に平然としてる方がおかしいと思うけど？ヤケ食いしてただけ。」
『俺に振られて？』
「当たり前でしょ。」
『少しは自重しろよ…』
「恋愛禁止を破りたいくらいに好きだったの。」
少々気の強いタイプのようだ。
困ったようなA。しかも1人ときた。
『あんた、1時間くらい車の中で待ってられる？』
「は？」
『俺が収録1時間で終わらせるからその後飯奢るよ。』
「…マジで？」
マジマジと頷くAに瞳を輝かせるモモさん。
食べるの好きなんだっけ。
じゃあ待つ！と鼻息荒くドヤ顔をするモモさんに溜息を吐くA。なんだかんだ律儀なのかなんなのか。
自分が振ってヤケ食いしたから危うく連れてかれそうになってた、元を正せば振った自分のせい、みたいな感じだろう。やっぱり頭緩いっつーか阿保というか。
モモさんは嬉々として車に乗り込んだがAは溜息ばっかだった。
「もっと優しく振りなさいよ。だからみんな意気消沈して泣くなよ、その上あんた無駄に顔綺麗なんだから尚更ね！」
『はいはいすいませんでしたー。』
「ツウィは告ったタイミングが悪かったって納得したみたいに笑ってたけど、私何にも聞いてないんだけど？」
『俺は傷心中だったのあの時期ー！年上の彼女に2年べったりだったのに捨てられてー！どこまで言わせるつもりなのこいつ、』
「…そうだったんだ」
途端に声色を変えるモモさんにAはまあね、と外に視線を映した。
「……なんか癪。」
『なんでだよ。』
「あんたは私の金髪ダメっていうけどだったらツウィとかサナが駄目だった理由は？」
『傷心中って言ってんじゃん。』
「もっとあったでしょ絶対！」
『…体がしっかりしてる方が好き。体だけだったらあんたが一番だと思う。』
「……体だけの関係もありか…」
『もうやだこの人』
まあなんだかんだ楽しそうである。
続く
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華 - 名無しさん» 正直言って、小説等となると誰かが悪く言われたり、悪くなってしまう事はあると思います。急に横から入ってきてすみませんでした。あくまで個人の意見です。 (2019年9月19日 23時) (
レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - NCTが好きで見ていたのですが、少しTWICEのモモをディスってる部分がありませんか？TWICEも好きなので少し見ていて気分が悪くなりました。 (2018年6月12日 15時) (レス) id: f59bc7c500 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - 浮気症攻め最高です！みきさん大好きです！ (2018年2月4日 23時) (レス) id: d7909b0b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき。
x他1人 | 作成日時：2018年1月19日 23時
