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白子―…エガオ(微裏)((秋鬼様リク) ページ33

「そんなに照れないでよ」


「う、あの、白子・・・さっ・・・」



白子さんが、私の部屋に来て数分後


後に襖という危機的状態。



「んっ・・・す、すと・・・ぷ・・・!!」



その白子さんは、私の首元に顔を埋めながら


首筋にキスを何度も繰り返していた



「どうかした?」



くい、と首を傾げるところには可愛らしさがありながら


色気が漂っている


そんな白子さんに何も言えずにいると



「言ってくれないと、分からないよ。俺も超能力者じゃないんだし」


「ぅっ・・・」


「ほら、この口で言ってみな?」



すっと、唇に白子さんの右手の人差し指が伝う


コレ以上ないくらいに、心臓が鳴り響く



「あの、恥ずかし・・・です・・」


「なんだ、そんな事か」



いつものように、眉を下げながら笑う。


それに、少しだけ安心を・・・油断をしてしまった



「ぅん・・・ッ」



その隙を見つけたのか、強引にキスをされる


・・・そして、するっと簡単に舌が私の口内に侵入する



ちゅく、と変な音が耳に入ってくるたびに


私の顔は熱くなり、心拍数は上がっていく


息が苦しくなってきた頃、やっと白子さんが離れた



「・・・ふふ、A、可愛いよ」



唾液だろうか、そのような液体が口の端から少し垂れた


頭を撫でられると、子ども扱いされているという気持ちと


嬉しいような気持ちが混ざり合って複雑。



「キスだけでこんなって」



コツン、とおでこ同士がくっついた


目の前にある目は、少し色っぽい


・・・し、白子さんの吐息が、・・・ッ



「どう?」


「・・・な、・・にがです・・?」


「こういうのも案外、気持ちいいでしょ?」


「・・・ッ!!!」



優しく笑う姿は、どうにもこの雰囲気に会わない


そう思いつつも、白子さんの発言に驚いた。



「恥ずかしがることないよ」


「い゛ッ・・・」



畳に横になる


・・・というか、畳に押し倒された



「皆きっと、気持ちいいって思うから」


「なっ・・・」


「抵抗、しないよね?」



私の首に指を伝わせながら、笑顔を見せる白子さん。


にっこりとほほ笑むその姿に、私は引きこまれた。

嘉神―…以上未満((希愛様リク)→←安倍―…ばーすでー。((牛尾菜様リク)



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crrrr - 何度も読ませて頂いておりましたが、数年経ってまた読みたくなりまた読ませて頂いています。大好きです! (2022年7月10日 2時) (レス) @page1 id: 960a6975c5 (このIDを非表示/違反報告)
RINN - 次は激ピンクの作品が読みたいです! (2018年10月7日 7時) (レス) id: b532f9f747 (このIDを非表示/違反報告)
にょんすけ - いえいえ〜、全然大丈夫ですよ!むしろよかったです^_^ニヤニヤしながら読んでましたwwリクエスト答えてくれてありがとうございました! (2014年11月9日 23時) (レス) id: 91ca37a4af (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - にょんすけさん» 作成させていただきましたが、なんか甘やかしているって感じが出てないかもしれません…!すいません (2014年11月9日 21時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - にょんすけさん» いえいえ、こちらこそすいません。了解です!書かせていただきます! (2014年11月9日 14時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:不雲綺 | 作成日時:2014年7月31日 10時

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