7話---第一声 ページ9
Aside
ブチャラティ『ならばよく聞け』
慣れた手つきのブチャラティ。
ブチャラティ『αの役割は当然だが依頼主の護衛、そして万が一奇襲を仕掛けてきた者の駆除だ』
アバッキオ『駆除ってどこまでだ』
ブチャラティ『殺しはするな、捕まえろ』
ジョルノ『それは奇襲後、逃げようとした者たちも含め、という事ですか』
ブチャラティ『あぁ、その通りだ』
その為のチーム編成だ。
その言葉にα班は頷いた。
きっと彼らのスタンド能力が探知だとかに向いているのだろう。
…私は未だ彼らのスタンドについて詳しく説明をされていない。
私自身のスタンドについても詳しくは言ってはいないからお互い様なのかもしれないけれど。
それでも彼らの能力はなるべく早めに知っておいた方がいい。
情報が多い事に越したことはないのだから。
ブチャラテイ「こっちはこっちで仕事だ、気を抜くなよ」
ミスタ「勿論だぜ」
A「はい」
この時点までは難なく話が進んでいたし、ブチャラティの口ぶりからしてたとえ襲撃があろうとも護衛にあたっているメンバーたちの力量が足らない事はないだろうと踏んでいた。
ただ、さあ会場へというところの一歩手前だ。
機械音が鳴って、通信が繋がる。
α班からの通信だった。
アバッキオ『ブチャラティ!』
第一声はアバッキオだ。
数分前よりほんの少し慌てたような口ぶりにブチャラティが「どうした」と静かに返事をする。
まさかなにか不備でもあったのだろうか?
アバッキオ『大変だぜブチャラティ』
ブチャラティ『どうしたってんだ』
アバッキオ『依頼主はとんだ野郎だ』
ジョルノ『依頼主の元へ行ったら言われてしまったんですよ』
ブチャラティ『?』
依頼主から言われたらしい一言はこうだ。
「女 っ 気 が 足 ら な い」
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粉雪 - とても面白かったです！更新待ってます (2020年4月7日 14時) (
レス) id: 122e97ef96 (このIDを非表示/違反報告)
かの - もっと更新して欲しいです………頑張ってください (2019年8月7日 0時) (レス) id: 4c622cabb0 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - はうわぁめちゃめちゃ面白いよ.... (2019年7月6日 14時) (レス) id: 8b71951d75 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - アバッキオ大好き過ぎる格好いいイケメン (28話でアバッキオが刺された時『私を1人にしないで...レオーネ』って私完全に言ってました) (2019年5月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
楪(プロフ) - こんばんは！これから先の展開が気になる内容でとても魅力的です♪頑張って下さい！ (2019年4月8日 2時) (レス) id: 1daa0a0a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒐 | 作成日時：2019年4月2日 21時
