俺の隣で クロハ(男主) 【御津様リク】r18、グロ注意 ページ3
俺がメカクシ団に入って数ヶ月たった頃、暇になったらよくぶらぶらと１人で外を歩いていた。
今日も歩いていると、真っ黒の猫が目の前を通って路地裏に入っていく。
思えば、そこで引き返しておけば良かったのかもしれない。
黒猫が目の前を通ると不吉な事が起こる、そんなことも知らなかった当時の馬鹿な俺はすぐに猫を追いかけて路地裏に入った。
昼間なのに真っ暗な路地裏は黒猫を隠すことなんか簡単だ。
猫を追いかけるのに夢中な俺は場所も分からないまま突き進んでいく。
…後ろにいた人の事なんか、気付かずに。
曲がり角で見失った俺は、結構遠くまで来ちゃったなー、と少し後悔していた。
昔にあったことで、暗闇はちょっとトラウマだった俺には怖くて、早く出ようと思いまた歩きだした
…はずだった。
『っ……!?』
何者かにバッと布で口元を覆われる。
後ろを振り返ろうとするが、意識が朦朧としてきて身体が上手く動かない。
抵抗も出来ないまま意識が薄れる中、見えたのは真っ黒な服と。気味が悪い笑顔を纏った………
そこで俺の意識は途切れた。
眠りから覚め、パッと目を開けると真っ暗な空間にいた。
自分しかいないように感じる暗い静寂で、誰の姿も見えなかった。
すこし怖く感じたとき、カタンと音が静かに鳴った。
『ひっ…』
怖い、怖い、怖い。
誰かいるのか、身体を動かそうとするが手が後ろで固く動きを封じられている。
手を動かす度に鎖の音がジャラ、と音をたて、さらに恐怖心でいっぱいになっていく。
そんな時、ククク、と人の笑い声が聞こえた。
『っ……誰か、いる、のか…？』
声が震える。
既に半泣きになりながら見えない誰かに尋ねる。
尋ねてから少しすると、今度はシュルシュル、と何かが自分に近付いて来る音がした。
その時、聞き覚えのある音に背中が凍りついた。
…蛇だ。
『ひっ、や、やだっ、蛇やだっ…!!うあ、ぁ…っ!?』
俺の声なんか聞こえないかのように、蛇は俺を一つ一つ舐めるように足からお腹、お腹から胸へとゆっくり這いずり回る。
『う、ぁ、や、や、こわ、い、やだ、やだやだっ！』
蛇は上まで登りきり俺の身体に巻き付くと、顔の前まで来て、人を嘲笑うような顔で、ゾクッとするような声で、静かに言った。
「……久しぶりだな、(人１)。」
俺の隣で�供�r18、グロ注意→←一緒に キド【ななうら様リク】
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E記 - 貴音に攻めまくる夢主(R18)がいいです。 (2016年10月5日 22時) (
レス) id: 9c51b360d7 (このIDを非表示/違反報告)
御津(プロフ) - 棗さん» えっとその…何か、返信を下さると嬉しいです。お願いします… (2016年1月25日 12時) (レス) id: 96c409f13d (このIDを非表示/違反報告)
御津(プロフ) - 棗さん» 明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願い致します<(_ _)>更新頑張って下さい、応援してます (2016年1月1日 12時) (レス) id: 96c409f13d (このIDを非表示/違反報告)
御津(プロフ) - 棗さん» えっと、すいません。一か月以上(中編の方も)更新なさっていないようですが、大丈夫ですか？また心配になりました。忙しい筈なのに申し訳ありません…早めの返信お待ちしております (2015年12月29日 18時) (レス) id: 96c409f13d (このIDを非表示/違反報告)
累(プロフ) - とても面白いと思うのですがr18の場合はフラグを付けましょう。 (2015年12月4日 18時) (レス) id: eee40a8d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2015年9月21日 20時
