第197話ですよー ページ7
ふと後ろからパトカーのサイレンが聞こえてきた。よぅし、来たな野郎共。
私たちの隣にハゲが横付けする。
相も変わらず引き摺られている土方を見て、彼の無事を野太い声で喜んでいる。そして私を見て男泣きする。...やめてくれよぉー。
...いや、私が言うのもなんだけどさ、どう見ても無事じゃないよね？だって車のドアに捕まっているだけで、猛スピードで引き摺られてんだよ？
頭だけじゃ飽き足らず、ついに目まで異常をきたしたかハゲ。
銀時「ようやく来やがったか。もうお守りはたくさんだ。Aちゃん残して、さっさとコイツ引き取ってくんな。散々迷惑かけたんだ、ギャラの方は幕府からこの口座に入れとけっ...」
原田「伊東の野郎、ついに本性表しやがったか！！だが副長とAちゃんが戻ってきたからにはもう大丈夫だぜみんな！！」
恐らく口座番号を書いた紙を差し出そうとする銀さんだけど、ハゲは全くとりあわない。
ありゃ、あれだ。頭、目と来て、次は耳なんだ。きっと。お前もう頭部終わってんじゃん。あと鼻と口だぞ、大丈夫かよ。
銀時「オイ、ちょっと、聞いてる？ギャラはこの口座に」
原田「副長、敵は俺達が相手します！副長はその隙に局長を救い出してください！Aちゃん、副長を頼んだぞ！」
銀時「オイぃぃぃ待てェェェェ！！てめーらの副長おかしな事になってんだよ！！オイ聞けェェハゲェェェ！！」
銀さんの叫びも虚しく、パトカーは次々と敵と戦闘を開始する。ダメだ、ウチにはやっぱ阿呆しかおらぬ。
あ「...んじゃま、私は今から遊撃するんで。土方よろ」
銀時「え、Aちゃんまで！？さっきハゲに副長頼まれてたじゃん？」
あ「では」
銀時「Aちゃんんんんん！！？」
混戦状態の車達の、一番後ろ。私の目に間違いがなければ、あるはず。
まだ戦禍にはいなかったため、横に並べると隊士が窓を開けてくれた。
「神田副隊長！」
あ「ねえ、後部座席のそれ」
「！ああ、ありますよ、雪雫」
___よし。
あ「ちょっと取ってもらえる？」
「はい！」
助手席にいた彼から雪雫を受け取る。あー、覚えてる？弓です。
「矢、なんですけど...」
あ「ん？」
「炭素鋼先端のものもあるんですけれど...伊東、さんからの荷物にありまして...も、勿論普通のものもあります！」
あ「...どっちも使う。寧ろ都合がいい」
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練紅龍(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» 見事に私のやる気を叩き起こしておられます。ありがとうございます！沖田さん……沖田サァン……ご期待にそえるよう精進します！ (6月7日 17時) (
レス) @page28 id: 0cf84c7016 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - 感想を毎回、すみません。あれ？オチは沖田さん？と考えが変わったところで次。原作沿いみたいなので、続き楽しみに読まさせていただきます。 (6月7日 11時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 和泉梓さん» ありがとうございます...時間作ってちょっとずつ、進めていきたいです...ありがとうございます...！ (2020年6月13日 13時) (レス) id: 817163acd5 (このIDを非表示/違反報告)
和泉梓 - 更新待ってます!頑張ってください! (2020年6月5日 11時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます！ぼちぼち頑張っていこうと思いま...頑張っていきます...！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
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