第196話ですよー ページ6
すっかり伊東さん陣営だとばかり思っていたが、敵さんの車に乗っている奴らが着ているのは普通の着物。半着に袴。つまり、だ。
銀時「奴らァ攘夷志士かァ!?どうやら事は内輪モメだけじゃねーらしいな」
あ「そーね」
そりゃそうか。いくらなんでもあの人一人がここまで事態を大きくするのは不可能だったんだ。それで真選組を疎んでいる攘夷志士と手を組んだと。
無事に暗殺が済んだ場合、お互いやり取りしながら繁栄していくつもりなのかもしれないけれど。
いやいや、それよりも、これは...
内戦で消耗しきった真選組そのものを叩くほうが、攘夷志士側としては楽だろう。ずっと。
だって、後ろめたい奴がいなくなるんだから。
...伊東さんさ、多分冷静だったらそこまで考えられたよね?そんなに、そんなに地位がほしい...?
伊東さんは、権力に溺れて没落した人を、私以上に見たと思うんだけどな。
ふぅー。さて。近藤さんはどの車両かなー。
新八「近藤さんはァァ!!近藤さんは一体どこですかァ!!」
あ「あれだね。離れた位置を走ってる、あの車両」
神楽「敵がみーんなあそこへ向かっていくネ!」
おお、流石夜兎、かな。伊達に怪力チャイナやっていないとみた。いい観察眼だよ。
銀時「...だそうだ土方。あとは自分で何とかしろ」
開け放たれたパトカーのドアから、土方が銀さんに投げ出された。なんとかドアに掴まって、憎たらしい長い足を地面に引き摺る。
土方「ちょっと待ってよォォォォ坂田氏ィィィ!!こんな所に一人を置いていくつもりか
ァァァ!!それはさながらナメック星にヤムチャ氏を一人送り込み宇宙の命運を託すが如き暴挙だよ!」
ヤムチャオンリーがナメック星に行ったところでスカポンタンなのは納得できる。つかお前自分のことヤムチャレベルだと思ってんのか。ウーロンレベルにすら達してねぇよバカ。だがしかし。
銀時「大丈夫だ。お前はベジータだ。やればできる」
土方「坂田氏ィィィィ!!」
ゲシゲシ土方の背中を踏みつける坂田氏...間違った、銀さん。それでもなかなか手を離さない土方は、やはりゴキブリ並にしぶとい土方さんなのか。
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練紅龍(プロフ) - めぐぽん(*´・∀・)さん» 見事に私のやる気を叩き起こしておられます。ありがとうございます!沖田さん……沖田サァン……ご期待にそえるよう精進します! (6月7日 17時) (レス) @page28 id: 0cf84c7016 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´・∀・)(プロフ) - 感想を毎回、すみません。あれ?オチは沖田さん?と考えが変わったところで次。原作沿いみたいなので、続き楽しみに読まさせていただきます。 (6月7日 11時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 和泉梓さん» ありがとうございます...時間作ってちょっとずつ、進めていきたいです...ありがとうございます...! (2020年6月13日 13時) (レス) id: 817163acd5 (このIDを非表示/違反報告)
和泉梓 - 更新待ってます!頑張ってください! (2020年6月5日 11時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!ぼちぼち頑張っていこうと思いま...頑張っていきます...! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
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