真選組のドS美人【銀魂】《5》

第182話ですよー ページ32

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どういうことだテメェ。


そう総悟に問いただしたかった。たかった！！

あの後すっごく気まずい雰囲気になって、パラパラ解散したわけや。
勿論そーごくーんに向き直ろうとするわけや。スライディングキメてる土方さん無視で。

...アイツ、伊東さんとアイコンタクトとると直ぐ部屋出て行っちゃったの。



本当に、真選組を変えるつもりなのか。

だとすると一番に考えられるのは、土方さんを消すことだ。

土方さんと伊東さんがギスギスしてるのは皆承知済みだ。伊東さんに至っては、土方さんの存在自体が邪魔だと考えていてもおかしくなんてない。
...土方さんは...伊東さんを邪魔、とまでは思ってないかもしれんが。



総悟は私からも近藤さんからも離れない。当然のこととして、返事してくれたよね。

万が一、億が一にも伊東さんと組んでいたとしても。

それだけは、信用してるから。


もし、真選組が二つに割れたら...私は土方さんを守ればいい。

そうすれば、また一つに戻れた時、元通りだ。いつもの、アホだけど頼れる真選組に。





銀時「で、なんでAちゃんは私服で毎日ここに来るの？」


あ「...真選組以外に土方さんが行き着く所ってここかなーっと思いまして」


銀時「あの大串君だよ？天変地異起こっても来ねえだろ」


あ「いやいや、土方さんナメないでくださいよ。あの人他所には迷惑かけたくない人なので」


銀時「...え？ここには迷惑かけんの？え？そういうこと？」



問題の日を境に更迭された土方さん。あんなオタクみたいな情緒不安定だったら、簡単に斬られる。

と、いうことで。私は長期休暇をとったのだ。ほら、いざと言う時駆けつけられないとねえ。ぽっくり逝かれちゃう。
ま、無事に事が収集したら、土方さんに色々奢ってもらう予定。私は見返りも欲しい人なんです。だって人間だものてへぺろ。


目の前で大福を頬張りながらめんどくせーという銀さん。あ、万事屋に居座る理由は会話の通り。


神楽「寧ろ毎日来いヨ。今日の大福も上手いアル！褒めて遣わす」


口の中に二個大福収納してリスみたいなほっぺしてる神楽ちゃんは、番組を録画しようと奮闘中。


あ「ところでなんでコレ見てんの？」


“オタクサミット 朝まで生討論”というもの。

謎いんだけど。


神楽「新八が出るネ。勇姿を録画してやらないと」


あ「ホントだ、ぱっつぁん」


53 アイドルオタク 志村隊長

気合いの入った衣装で真剣に語るぱっつぁん。

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