ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

447:おはようございますエッジさん ページ47

A side






ーーーーチュンチュンッーーーーー





ーーーーーーチュンチュンーーーーーーーー






エッジ「..A」ﾕｻﾕｻ

『......んぅ....あと５ふん...』



エッジ「今日は狼一族の元に行くのだろう？」



『.......ねむい....』ｸﾞｽﾞｯ



エッジ「フム、
我輩としては眠っていても構わないんだがな。」



.........あら.......




......母さん随分と声が野太くなって.....








.......ハッ!?





違う違う!!




私は眠りの世界から一気に現実に引き戻される。

目をちゃんと開けて上を見上げると、

そこに居たのは、
声が野太くなった母さんではなく、

横になった体勢のままのエッジが
私を見下ろしていた。


『..あー...おはようございますエッジさん。
今何ですか』


エッジ「7時だ。」


『...エッジさん今日はゆっくりですね?』


エッジ「我輩は今日は非番だ。
ッとは言えきっかり5時には起きていたがな。」




....さすがはパピルス、

休みとか関係無く律儀な所は変わってないんだな。



『凄い、エッジさんは早起きなんですね。
私なんかお休みの日なんて
お昼まで寝てる事なんかしょっちゅうでしたよ。』


休日はさ、
その前日の仕事終わった後が一番楽しいよね！

明日は休みだぜぇ！って遅くまで居酒屋で飲んで、
んで結局、
当日は昼過ぎまで二日酔いで起きれなくて、
休みが台無しになるって
パターンが毎回だったなぁ。


あれこそ休日の無駄遣い。


だがそれが楽しかった。




エッジ「フッお前はよく寝る子なのだな。
今も、いつ起きるのかと見ていたが、
おとぎ話の眠り姫のように
全く起きないから少し心配してしまったぞ。」



『...え、見てたんですか....ずっと?』



エッジ「ん、そうだが、それがどうかしたのか?」
ｷｮﾄﾝ




.....いやそんなキョトンとされても...!


５時から起きてて、

今まで私が起きるか見てたのなら、


....軽く２時間は経っとるがなエッジさんよ...


....絶対寝言とか言ってたよな....

ハッ!?まさか口開けて寝てなかったよな...!?


『恥ずかﾀﾋにしますので、
これからはあまり寝顔は見ないで下さい...』



エッジ「何と、
ニンゲンとは見ているだけでﾀﾋんだりするのか！
...何と脆弱な...」


『っんな訳ないでしょう、
あやです、言葉のあや！
...起きて支度しますっ』ｶﾞﾊﾞｯ


エッジ「あ、おいあまり急に動くと...」




ーーーーーグラッーーーーー


『んっ!?』ﾕﾗｯ

448:タイミングの神様は意地悪→←446:忖度はそれぞれ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す