ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

436:お料理担当はマスタード ページ36

A side




あれから、エッジは本当に、
私を抱き抱えたまま家まで歩いて帰った。



『...あの、エッジさん。
重くないですか？歩きますかr..』

エッジ「愚兄、我輩は今日はトマトスープの
野菜多めベーコン少なめチーズ増し増しで頼む。」


マスタード「ヘイヘイ。
野菜多めウインナー多めチーズ超多めな。」


...注文多い....まるでラーメン。


ってかマスタード間違えてない?


ーーーーガチャッーーーーー




マスタード「おい、お前もそれでいいか。」


『え?あ...はい、いいですよ。
トマトスープ好きなので』



エッジ「フム、
ではお前はシャワーを浴びてこい。」ヒョイッ




エッジはそう言うと、
私を降ろしてくれた。

...おお久しぶりの地面



『...ではすみません、お先に浴びてきますね。』


手渡されたタオルを持ってふとマスタードを
見ると、
彼はもうキッチンで野菜を木っ端微塵にしていた。


...まぁ、
スープなんて煮てしまえば崩れるもんだしな。


私は何も見なかった事にして浴室に向かった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
NO side


ーーーーﾀﾝﾀﾝﾀﾝｯーーーー



エッジ「...愚兄、
本当は今日は何をしに外出していた。」



マスタード「...ぁあ？
ボスには悪いけどよ、
アイツに口止めされてっから言えねぇよ。」



エッジ「そのAに
危険が及ばぬように聞いているんだろうが...
ふん、大方予想はついているがな。」



マスタード「he、だろうな。
まぁアイツ等は〔今の所〕
ガキに手出しする様子もねぇからな、
利用すりゃいい金づるになる。
楽なバイトだろ？」ﾆﾔｯ




エッジ「...自慢気に話すヤツがあるか。
Aは我輩の物だ、
襲われでもしたら一体どうするつもりだ。」ｷﾞﾛｯ



エッジは、少しイライラとしながら
マスタードにそう聞くと、

当のマスタードは
煮込み始めた鍋をかき回しながら
目線を向ける事なく返事を返した。


マスタード「んなの決まってんだろ、
その時はアイツ等を始末するだけだ。

俺はお前程優しくねぇからな?」ﾆﾔｯ



エッジ「...ふん、そう思うなら少しはその
たるんだ骨を鍛え直せ！
酒の飲み過ぎで太った体で始末なぞ
本当にできるか怪しいものだ！」ﾋﾞｼｯ




マスタード「...ボスよぉ、
俺がせっかくカッコよく決め台詞言ったんだから
くんでくれよ！」



エッジ「我輩よりカッコつけようだなどと、
1000年早いわ!!」

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