ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

434:グリルビーは口ほどに物を言う ページ34

A side





エッジ「...所でグリルビーはAがニンゲンだと知っていたのか？」



グリルビー「...」ｺｸﾘ



マスタード「...にしても、
お前よくコイツを コロ さなかったな？
正直やべぇかなと思ってたんだけどよ。」ﾆﾔｯ



グリルビー「...」



『マスタードさん、
グリルビーさんはそんな方じゃないですよ。』



マスタード「ぁあ？何でそんな事が言えんだよ？」


『だって私の作った料理を誉めて下さいましたし、
雇いたいとまで言ってくれたんですから。』



エッジ「..コヤツが...そう言ったのか？」



『はい、そうです。』


マスタード「はあ？
コイツは口のきけねぇヤツなんだぜ？
嘘ならもっと上手くつけよ俺みてぇに。」



...アンタろくなもんじゃないね。



『嘘じゃないですよ？
彼がそう言ったんです。
何故か彼の声が聞こえるんですよ。』



グリルビー「...」ｺｸﾘ
(まぁ、俺自身こんな事初めてだけどな。)



エッジ「...ほう？」


マスタード「え、マジなやつかよ？
じゃあ今コイツ何て言ってんだ?」




グリルビー「.....」ｺﾞｺﾞｺﾞｯ
(そうだなぁ、フフｯ
何を言ってやろうか...)



..グリルビーさんから黒いオーラが...




グリルビー「.....」ニコニコ
(コイツはなA、
昔マフェットにお熱だった時があってな、
本人にしてはマジだったらしくて随分と
熱いアプローチを繰り返したんだが、
手痛く振られた過去があるんだ。
振られてからここに来た時のマスタードは
それはひどかった！
お前にも見せてやりたかったよ！)




『...oh....これはぁ』



マスタード「ん？何だよお前
本当に聞こえてんのか？」ニヤニヤ


エッジ「A、
嘘なら早々に白状するんだ！」ﾋﾞｼｯ



....マスタード....




....君が言い出したんだから仕方ないよね...





...すまないが犠牲になってくれ....




『ｺﾞﾎﾝｯでは、
マスタードさんが、
マフェットさんに振られた過去の話をｯ!?』ｶﾞｯ


マスタード「A俺が全面的に悪かった!!!
だからそれ以上何も言わないでくれぇ!!!」ガバッ


『ぉおえ待っ!!??』ﾊﾞﾀﾝｯ


マスタードは、
私が何を言おうとしているかを察知した途端
突然覆い被さってきた。


私はそのまま押し倒され、
後頭部をしたたかに打ち付ける。


エッジ「愚兄!?き、貴様何をしている!?」ﾋﾟｷｯ


マスタード「頼むそれだけは!!!」泣




マスタード分かった、

分かったから退いてくれぇ!

435:マスタードは思い出したくない→←433:エッジの尋問タイム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す