421:この場を潜り抜ける方法は... ページ21
A side
私はどうしようかと、
ソッとマスタードの方を見た。
彼は、さっきまでの騒々しさとは打って変わって
ただ静かにイヌッスとイヌッサの動向を
ジッと見ている。
そして、私が瞬きをする一瞬の間に
私の座っていた席と彼の席が入れ替わり、
壁側に寄せられて、
マスタードの背中に隠された。
驚いた...こう言う所はサンズのままなんだな。
マスタード「いいか、
アイツ等が近づいて来る前に
そこのカウンターの下から
グリルビーの野郎の方に行け。」ﾎﾞｿｯ
『....』ｺｸｯ
私はイヌッスとイヌッサがクンクンと匂いを追っている間に、
カウンターの下に空いている
小さな穴を潜り抜けた。
...でも、
グリルビーに見つかっても
まずいんじゃないのか...?
そう思いながら顔を上げると、
...案の定、
突然穴から抜けて来た私を
視界に入れたグリルビーが、
少し驚いた様子で見ている。
マスタード「なぁグリルビー、
今月ツケてる金の事なんだがよ。」
グリルビー「....?」驚愕
(...一体何がどうなってるんだ？
この子の事も気になるが、
マスタードのヤツがツケの話を
自分からするなんてあり得ないぞ..)
マスタード「..今月は確か
50ゴールド位だったか？」
グリルビー「...」ｺｸｯ
マスタード「ならよ、
それ今すぐに払うからコイツを隠してくれ」ｸｲｯ
グリルビー「...!」
(...じゃあイヌッスが言ってるニンゲンって、
この子の事なのか!?)
グリルビーはしばらく迷っているようだったが、
イヌッスがクンクンと、
カウンターに近づいて来たのを見て
彼はカウンター下の酒瓶を取るふりをして、
私の側で屈んでから、手招きをした。
『....』ｺｸｯ
酒瓶の入った箱を運ぶ為のカートから、
瓶を全て取り出すと、
グリルビーは私にその中に入るように促したので、
ソッと中へと入り込んだ。
彼は、
外から見えないように軽く蓋をすると、
そのままガラガラと何処かへと押して行った。
イヌッス「..クンクン...あれ...?
匂いが...急に薄くなったッス」
イヌッサ「!本当サ、
これじゃ匂いを追えない！
見つけたら仕留めてやろうと思ったのに!!」
マスタード「...ああそう言やぁ、
今日１人 コロ してきたな。」
イヌッス「え、
じゃあこの匂いはマスタードの服か！」
イヌッサ「何だニンゲンが居るんじゃないのかい!?
紛らわしい男サ!!」ﾑｯ
マスタード「hehe、そりゃ悪かったな？」ﾆﾔｯ
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マナサ - これはお咲さんさん» さwいwこwうww (2022年10月23日 21時) (
レス) id: 5fa784451d (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - マナサさん» ここはギャグマスター地獄ですねwでもこんな会話もいつか劣化してしまうと思うと悲しいな〜("マスター"ド、アンダー"フェル"、劣化="レッ"ド)皆はいくつ探し当てれたかな？☆←ランランルー (2022年10月22日 20時) (レス) @page50 id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)
マナサ - これはお咲さんさん» wwww ！くっそ笑ったました(？)すごいですねー！(“very‚(ウ“ェリィ=ベリー)=凄いなだけに？！ ←ホントすみませんｯｯｯｯｯ！ (2022年10月22日 20時) (レス) @page50 id: 5fa784451d (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - マナサさん» おお〜！ここでマスタードじゃなくベリーのを言うなんて！貴方はとても肝が"座"ってるね！(スワップサンズだから)←スライディング土下座 (2022年10月22日 8時) (レス) @page49 id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)
マナサ - これはお咲さんさん» ダイジョブ！！ベリーもﾍﾞﾘﾍﾞﾘキュートだから好きだよｯｯｯｯｯ！！！←つまらないヨ？（（（ｽﾐﾏｾﾝ (2022年10月20日 22時) (レス) @page44 id: 5fa784451d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫軍曹 | 作成日時：2022年10月10日 0時
