308:そうして火種は燃え移る ページ8
A side
サンズ「...ヘイヘイ」ｽｯ
サンズがこちらを見ると、
私の体はゆっくりと地面に降りていった。
...急に心臓がドクンとするのも
...急に無重力になるのも、絶対に慣れないな。
『...シロ、
彼は私を心配して君を試したんだ、
だから怒らないでね。』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
...自分で言うのは気が引けたが、
言葉を理解出来るのなら、
サンズに対する疑心はあってはならないだろうし、
伝えておかなければならない。
シロ「....グルッ」
シロは一鳴きすると、
私が用意したタオルのベッドにチョコンと座った。
...表情が無いから分かりにくいけど、
分かってくれている様子はある、
でも不思議だ。
ガスブラって言ったら、
最初に私に乗り移ったガスター博士と、
狂気サンズが争って、
あの広大な森を更地に変えてしまった程の代物だ。
その、少し小さめなガスブラが言葉を理解し、
意思を持っているなんて。
サンズ「A、明日はどうするんだ？」
私がキッチンに入り考えていると、
ふとサンズに声をかけられた。
『?明日も光AUでお仕事ですよ?
お伝えしてましたよね？』ｺﾃﾝ
サンズ「おいおい、
お前さん大怪我したばかりなんだぜ？」
...ああ、そう言う事か。
確かに、私はアンダインの槍に
ガッツリ貫通されてﾀﾋにかけた。
私がサンズの立場なら当然心配するし、
しばらく休めと言うだろう。
『はい、でもリーパーさんの〔加護〕で
傷は完全に塞がっていますし、
明日はドリームさんがずっと一緒に居て下さるそうなので、大丈夫です。』ﾆｺｯ
サンズ「....そうは言っても、
お前さんﾀﾋにかけたんだぜ?」
『はい、サンズさんコーヒー出来ましたよ。』
私はサンズの言葉を遮りコーヒーを差し出した。
サンズ「ん...少し濃いな。」
『あ、すみませんリーパーさん達にもコーヒーを
作ったんですが、うんと濃いコーヒーをご所望だったので感覚がt..』
パキッ
『....ﾊﾟｷ?』
何の音だろうとサンズの方を見ると、
え...マグカップの持ち手部分が割れてる!?
『大変！サンズさん指は大丈夫ですか!?
直ぐに違うカップで淹れますから』ｻｯ
何で、
ひび割れが無いか見たはずなのに..
温度差で割れたのか...
サンズ「...なあA」ｽｯ
『ん、何ですか?』
サンズ「.....あーーー...he..いや。
パピルスのヤツがクッキー置いてってんだ。
一緒に食わねぇかと思ってな?」ﾊﾞﾁｺｰﾝ
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お湯入りカップラーメン - ツンデレメア様どストライクですありがとうございます() (2023年1月15日 23時) (
レス) @page30 id: f3d0772f96 (このIDを非表示/違反報告)
おパブロで。 - ﾝｯﾌﾌﾌﾌﾌﾌ激おこﾌﾟﾝﾌﾟﾝ&ﾂﾝﾂﾝﾂﾝﾂﾝﾃﾞﾚnightmare様サイコー。 (2022年9月29日 19時) (レス) @page40 id: e2ea27c298 (このIDを非表示/違反報告)
ノンちゃん - 嫉妬してるメア様可愛い(ニヤニヤ) (2022年9月29日 7時) (レス) @page37 id: 01a69bd5bd (このIDを非表示/違反報告)
シャルロット君 - ナイトメア…まさかの嫉妬か…!?( ◜௰◝ )続きが気になりすぎる…!!! (2022年9月29日 6時) (レス) @page37 id: 234209afc1 (このIDを非表示/違反報告)
リリア - ナイトメア…夢主ちゃん取られて嫉妬してるのぉ？（ニヤニヤ）…可愛いなぁ…流石ツンデレ闇の帝王だ((殴……。やばい続きがめちゃ気になる (2022年9月28日 23時) (レス) @page37 id: 5481e3b522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫軍曹 | 作成日時：2022年9月22日 22時
