ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

348:モンスター印のお薬 ページ48

A side






私はドリームの手をどかそうとしたが、
高熱のせいか力が入らない。


ドリーム達は何やら話が盛り上がっている、


....え何々、混ぜてよ病人も。




サンズ「なぁ、
お前リーパーの野郎のお付きだろう、
何でそこまでAに陶酔できんだ？」



ドリーム「それストレートに聞いちゃうんだ!?」


インク「知りたい知りたい！」ﾜｸﾜｸ




シロ「....ふん、何故私がそんな事を
お前等なんぞに話さなければならない。」ﾌｲｯ



インク「ぇえ？いいじゃん！
ここのとこバタバタしてて
ろくに会話も出来なかったしさ?」




サンズ「お前リーパーにもそんな感じなのか？」



ドリーム「大体想像出来るけどね。」



シロ「ふん、A様と主人は違うわ！
よいか、
主人は私が四六時中話しかけてもスルーされる！
何故か分かるか？
あのお方は口では無く、
〔心〕で会話をなさるからだ！
私はその事に気がつくまで20年かかった！」ﾄﾞﾄﾞﾝｯ




ドリーム「それ絶対違うと思う」


サンズ「やっぱリーパーの奴エグいな。」


インク「ボクなら耐えられなくて初日で泣くね、
絶対ムリ!!」




シロ「主人は寡黙なお方、
きっとお寂しい時もあるが、
それを口になさる事は無いのだ。
一月前など、その寂しいお気持ちが
少しでも和らげばと、
ジョークを6時間ぶっ続けで披露した。
あの時は片手を上げてお褒め下さった！」




インク「イヤイヤ何の罰ゲーム!?」


ドリーム「それもう嫌がらせじゃん！！
片手を上げたの(やめろ)のサインだよ!?」


サンズ「むしろ6時間も耳元で
ジョークを連発されて無表情で耐えられる
リーパーって、メンタルヤバくないか？」





....何か皆楽しそう、
ワッチャワチャしてるよ珍しい。



『ねぇ....私も混ぜて欲しい。』



....んーー、さっきの薬強いのかな、
結構頭がフラフラしてきたぞ.....



声に気がついたドリームが此方を向く、

私は顔を上げていて、
ドリームは私の両耳を押さえていたから、
彼に鼻があったらくっつきそうな距離だった。


ドリーム「!?うわあ!?ごごごごめん！！」バッ



...謝る位なら耳を塞がないで頂きたい。



私は上半身だけをのそりと起こすと、
フラフラとしたまま皆を見回した。



サンズ「ん、どうしたA?水か?」




『先程から皆して何を話してるんだい?

....私にも聞かせておくれよ。サンズ』ﾆｺｯ




サンズ「...ん？」

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