ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

345:心配性発動 ページ45

A side





...まさか熱出してしまうとは....


ーーーﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯーーー


『.....39度...』ｹﾞﾝﾅﾘ



インク「それって高いの？」



『....そうですね、
ニンゲンの平均体温が大体36度なので。』



ドリーム「何だろう、風邪かな？」



『休めば大丈夫ですよ。』


シロ「....私が付いていながら...
申し訳ありませんA様...」ｼｭﾝｯ



『?シロは何も悪く無い、
だから謝ったりしないで。』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



シロ「A様！
高熱でお辛いのに、私を気遣って下さるなんて！

......天使!!」



ドリーム「シロ今は悶えてる場合じゃないよ！
薬を飲ませないと、
Aちゃん、こっちで薬とか飲んだ事は？」



『...鎮痛剤や解熱剤は無いですね。
それに、もし飲もうとしても
薬箱が全部英語なので読めません』



ドリーム「...ああ、そっか
Aちゃん英語読めないんだっけ?」



『...あの...
くれぐれも
デスソースアイテムは要りませんからね?』




.....以前治療するといって
飲まされそうになったからな....

あれは本当に危なかった....




ドリーム「んーボク達じゃ分からないし、
ちょっとサンズに連絡してみるよ！」
ﾋﾟﾎﾟﾋﾟ



ーーープルルルルルッーーー




インク「ねぇAちゃん何か欲しいのある？」


『...では、お水と毛布が欲しいです。』



インク「了解！」サッ


インクは背中の筆を取り出すと、
サラサラと紙に絵を描いていく。



そこに書かれていたのは可愛い毛布と、

銀のトレーに乗ったグラスと水差しだった。



ーーーーートンッーーーー


インクが筆の柄を床につけると、
それは瞬く間に本物になる。


『....お見事です、何度見ても凄いですね』



インク「エヘヘ、まあね！」ｴｯﾍﾝ



ドリーム「え!?いやいいよボク達がいるかr..」


ーーーーシュンッーーーー


サンズ「A?」


『!?え、驚いた。サンズさんどうして？』



ドリーム「ﾌﾌｯ君の心配性は筋金入りだね!
ねぇサンズ、
Aちゃん熱があるんだ、
君ならどの薬がいいか分かるでしょ？」



サンズ「...他に違和感はないか?」


『...体が重くて少し、頭痛もあります。』



サンズ「...症状は風邪っぽいな、
お前今日はベッドから出るなよ、
インクは氷枕作ってくれ。
薬は...ドリームその薬箱見せろ。」ﾃｷﾊﾟｷ




インク「手際良すぎない!?君本当にサンズ？」ｺﾃﾝ

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