ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

344:体調の変化 ページ44

A side

〜サンズ宅〜





『...何か...寒気がひどくなった....』ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ




シロ「だ、大丈夫ですかA様、
おい、温かいミルクを作れ!」



インク「....今ムリ...頭が割れそう...
真冬にかき氷を掻き込めとか...ッ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ




ドリーム「はーい！ボクが作るよ！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ




あれから帰宅して、
インクはドリームに言われた通り
特盛かき氷20秒チャレンジを決行させられて、
現在頭痛でのたうち回っている。
意地で食べきったのには驚いたけど..


私はと言うと、
先程感じた悪寒に、
今しがたまた何故か寒気が押し寄せている。


....何だろう、疲れが出たのだろうか...





少し頭も痛い....




シロ「...A様?」ｵﾛｵﾛ



『ごめんねシロ、心配しないで。
少し休めば大丈夫だよ。』ﾆｺｯ



思えば...今まで大丈夫だったのが不思議な位
色々とトラブル続きだったもんな。


ドリーム「Aちゃん、
ソファに座って!ホットミルク出来たからさ！」ｿｯ



私はドリームに促されるままソファに腰掛け、
ホットミルクを貰うと一口飲み息をついた。


『.....?』



あれ.....??



...味がしない.....



インク「....ボ...ボクも温かいの..」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ



ドリーム「フフ、ごめんインク！
はいコーヒー！
ってかボク達骨なんだから寒いとか無いじゃん！」




インク「あー美味しい！
あのねドリーム、
いくらなんでもかき氷一気食いはキツいよ！
誰でも聞いてるだけでキーンッてなるよ!?」



ドリーム「エヘヘ、意地悪しすぎたかな」



シロ「A様!?」





シロの大声にインクとドリームが此方を向いた。

私は座っていられなくなって
ソファに横になっただけなんだけど、
少し恥ずかしい....



インク「Aちゃんどうしたの!?」


ドリーム「体辛いの？ベッドに行く?」



『...すみません、
何だか体が重くて...』ﾎﾞｰｯ



インク「？ちょっとごめんよ？」コツッ


インクは私のオデコに自分のオデコをくっつけた、


インク「あれ!?これって熱じゃない!?
Aちゃんのオデコ熱いよ！」


『え...いやあの..』

シロ「ああ何て事だA様!」ｵﾛｵﾛ


ドリーム「え!?
じゃあ早くベッドに連れていかなくちゃ！」


インク「そうだね、ボクに任せて！」ﾋｮｲｯ


インクは私を持ち上げる。
私自分で行けるのに...



『....ありがとうございますインクさん。』



シロ「....ふん」

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