ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

343:混ざり合う心 ページ43

??? side






ナイトメア「ふざけんな。
ネガティブの集合体である俺が
そんな感情持ってたまるかよ。」




メア「でも君自身はもう
純粋なネガティブではないと思うし。」




ナイトメア「....どういう事だ。」




メア「....だって、
ボクを君の精神世界に取り込んだなら、
どんなに離したって感情が混ざる事も
あるかも知れないじゃない。

それなら、
君が本を収集したり、お酒を集めり、

Aに執着するのだって、
〔君自身〕が感情を抱いてるって事だと思う。」





メアのその言葉に、
ナイトメアはイライラとしながら
触手を不機嫌そうに振り回した。




ナイトメア「...この煩わしい感情は、
お前ではく、
俺自身の感情だって言いてぇのか。」ｲﾗｲﾗ



メア「ボクはそう思う。
だって、君の〔執着〕と
ボクの〔気持ち〕は違うもん。」




メアは、怖い気持ちを押さえて
ナイトメアに目を合わせながらそう答えた。




ナイトメア「......チッ....
ならあの女をとっとと始末すりゃいい。」ﾌﾞﾝｯ



ナイトメアはそう言いながら振り回していた触手を
地面に叩きつけた。




メア「え!?だ、だ、ダメだよ！
彼女に酷いことしないで！
そんな事したらきっと後悔するよ！」




ナイトメア「HEHE！
お前随分と変わったじゃねぇか、
世界の何もかもが、もうどうでもいい、
兄弟すら消えてもいいと思ってたヤツがよ...


....ああ、


.....成る程なぁ?クククッ」ﾆﾔｯ




ナイトメアはそこまで言ってから、
何かに気がついたようにニヤリと口元を歪めた。



メア「...な、何がおかいしの？」


突然笑いだしたナイトメアに、
メアは動揺しながらその様子を見ている。




ナイトメア「お前さっき俺に言ったよな?
精神を取り込んだなら
〔混ざり合う事もあるかもしれない〕ってよ」




メア「？う、うん、言ったよ？」





ナイトメア「HEHE、
なら俺に影響があるように、
お前も〔混ざってる〕って事だよなぁ？」ﾆﾔﾘ





メア「？え、ボ、ボク？
ボクは変わらないよ、
そんな感じしないし...」




メアはナイトメアの言葉に首を傾げながら
自分の体を触っている。




ナイトメア「クククッ
いいだろう、
今しばらくAは生かしてやるよ。」



メア「え、本当に!?」




ナイトメア「...あぁ、

お前の〔望み〕だからなぁ？」ﾆﾔﾘ






メア「ありがとう！

ああ、

早くまた会いに来てくれないかなぁ、





アイタイナア...A」ﾆｺﾘ

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