ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

341:リーパーの考えは... ページ41

NO side





あれからReapertaleの森林は、

ぶちギレて暴れまわったナイトメアによって

木々は抉られ、断ち切られて、

地面にはリーパーのガスブラによる大穴が

あちこちに出来上がっていた。


そうしている内に、
怒りが収まってきたナイトメアは
リーパーから離れ
木のてっぺんに降り立つと、

ギロリとリーパーを睨み付けた。



ナイトメア「HE、
お前とヤり合うのは本当に不毛だ。」ｼﾗｯ



リーパー「...山が一つハゲる前に
そう思って欲しかったがな。」ﾁｬｷｯ



ナイトメアの戦意が喪失したのを察して、

リーパーはゆっくりと大鎌を肩にかけ
呆れたような顔をナイトメアに向けた。




ナイトメア「HEHE、
この程度で済んで良かったじゃねぇかよ？

だが契約程度で図に乗るなよ死神、
お前等のちっぽけな世界の定めなんて
なんの効力も及ばないと思い知らせてやるよ」ﾆﾔﾘ





リーパー「.....ヘイヘイ。
分かったからもう帰れよ、
こっちはお前のせいでカフェイン不足だ、
早く帰ってコーヒーにありつきたいんでな。」ﾋﾗﾋﾗ




リーパーは酷く面倒そうに手をヒラヒラと振る。

ナイトメアはそのリーパーの様子を見て

忌々しげに睨んだ後、鼻を鳴らし

そのままグープに溶けて消えていった。



リーパー「......やれやれ、
あの暴君めやっと帰ったか。
まぁアイツの言う通り、
確かに世界を股がれたら俺の世界の
〔祝福〕の縛りは意味を成さないんだけどな」



ナイトメアが去ったのを見計らって、

一人そう呟いた。


そうして暫く辺りを見ながら、
アズゴアやアンダイン達に
この惨状をどう説明しようかと
面倒そうに見渡した後で、

リーパーはそっと笑みを深くした。



リーパー「.....hehe、
でもそれは、
Aが知らなけりゃいい話だ。」ﾆﾔｯ



リーパーはAの姿を思い浮かべ、

ニヤリと笑みを溢した。



パピルス「あれ!?
サンズではないか!!

この状況は一体どうしたのだ？」ｺﾃﾝ



そう言いながらバタバタと現れたのは、
今日たまたまこの近所で
ニンゲン狩り(励ましや説得を重ねての)
を終えたパピルスだった。



リーパー「hehe、よう兄弟
....ちょっと顔見知りが来たんでな。」



パピルス「顔見知りと世間話をしたにしては
回りが物凄い事になってるぞ!?」




リーパー「.....あー、
すまんパピルス、
ここで俺を見たことは他の連中には黙っててくれ。
説明すんの面倒だ。」




パピルス「？？うんいいよ！」ニカッ

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