ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

335:お助け登場...? ページ35

A side






『...所で、クロス先輩は居ないんですか？』



ナイトメアとシロは居たけど、
一緒に来ているはずのクロスがいない。

何なら渦中のナイトメアがここに居るし、
どうなってるんだ...?




ナイトメア「...あぁ居るわけねぇよ
あれは〔俺〕だからな。」ﾆﾔｯ



『...ん？』



....どういう事だ....?




.....まぁでも考えようによってはそうか..?
元は〔同じ〕なんだよな、
でも確かメアが、自分達は
正確にはサンズではないって..

サンズであってサンズでないのにサンドイッチ..



ナイトメア「脳内でややこしくすんな違ぇよ
ってか最後のに至っては腹減ってんのかお前は。

俺は別の姿になれんだよ。
クロスで連れ出せばドリームの野郎も馬鹿だから
気がつかねぇと思ってなぁ?」ﾆﾔｯ



『....変身まで出来るんですか。』驚



ナイトメア「あぁ、
ご要望ならニンゲンになってやるぜ？」ﾆﾔｯ



『いえ結構です今のままで十分イケてます。』


闇の帝王人間バージョンなんぞ、
想像しただけで恐ろしいわ....




ナイトメア「....HE、そうかよ。」ﾌﾞﾝｯ




＊＊＊「あ！いたーー！」ｼｭｯ



『...あれ、インクさん？』




大きな明るい声に顔を上げると、
空中にポッカリと空いた黒い穴から
インクがヒョコッと顔を出していた。

彼は私を見るとニコッと笑いそのまま
大きな筆を片手にこちらに降ってきた。


...そう、降ってきたのだ。




インク「心配したよAちゃーーん！！」バッ




『え!?』




....まさか......その高さからのハグ体勢..!?



『いやいや待って待って...ウグゥッ!!』ｸﾞｲｯ



ーーーーーグサッーーーーー




インク「ゥゴグハァァアアアｯ！！！」ゴロゴロ




私は突然ナイトメアの触手にお腹を掴まれ
その場から勢いよく引き離され、

上から降ってきたインクは
シロのクチバシで一突きされ、
地面をのたうち回っている。



.....またお腹裂けるかと思った.....




ナイトメア「HEHE!
それも楽しそうだなぁ?」ﾆﾔｯ



『勘弁して下さい』ｹﾞﾝﾅﾘ



インク「ちょっとォォオオ!?
目は止めてよ何処ぞのカラス君！！
想像出来ないほど痛いんだけど!?」ゴロゴロ



シロ「...ふん」ｷﾞﾛｯ



『インクさん、彼はシロですよ。』



私がそう言うとインクはゴロゴロと転がっていた
体をピタリと止めた。




インク「...嘘！シロなの!?

何でそんな羨ましい程長身なのさ!?

あ、待ってダメ本当に痛い！！」ゴロゴロ

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