ﾀﾋにたくないのに回りにいるサンズさん達が強すぎるので護衛が付く事になりました。<7>【 Undertale】

325:ベリーはお兄ちゃん ページ25

A side





ベリー「まったくパップにも困ったもんだ!
帰ってきたらとっちめてやる！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ


『...ベリーさん、
あまりハニーさんを怒らないであげて下さい。
私がふざけ過ぎたんです。』




...そう、
ハニーってば、さっきは何かにつけて
ドリームをからかって遊んでいたから、
ちょっと悪のりしてやったんだ。


...でもやり過ぎたんだろうか、
出てっちゃったらしい。


『ハニーさん怒っちゃったのかな』



ベリー「ん？そんな事無いと思うぞ？
だってパップ顔がm..」

ドリーム「ああAちゃん!
そろそろ仕事に行こうか！
問題は無さそうだけど見回りはやらないとね！」ﾆｺｯ


『...ビ、...ビックリした。

分かりましたドリームさん、
ではベリーさん、
私はそろそろ仕事に戻りますね?』


ベリー「MWEH、そうか！
あ、ならこのブルーベリーケーキを切ってやるから持っていけ！
パップもきっと喜ぶからな！」ﾆｶｯ





『...貴方は本当に底抜けに優しい方だ。
私ベリーさんといると心が暖かくなって
とても満たされた気持ちになるんです。
きっとハニーさんもそう思っていますよ。』ﾆｺｯ



...ハニーの事をどうしようもない弟だと、
先程までプリプリと怒っていたのに、
彼が作ったであろうケーキを、
彼が喜ぶからと切ってくれようとする彼は、
本当に

...最高のお兄ちゃんだな。



ベリー「..A....」


『私も弟を持つ姉でしたので、
とても感慨深いです。』



ベリー「....A!!
前も言ったけど今のもニュアンスによっては
口説いてると思われるぞ！」



『..うんうん.....ん？』



ベリー「俺様だって男なんだから、
勘違いするかも知れないだろ、
だから気を付けるんだ！いいなA！」ﾋﾞｼｯ



『そんな...海外の人の感性広すぎません?
その内(このリンゴ真っ赤で美味しそうですね!)
と言うただの感想でさえも
口説いてると言われそう...』


シロ「A様、
実は星や月が綺麗だと言っただけで
そう捉える者も居ると聞きます。
くれぐれもお気をつけ下さい。」


ドリーム「ねぇ、ベリー今のっt..」

ベリー「はい、ケーキな!!
気を付けて行ってらっしゃいだぞ
A！」ﾆｺｯ


『ありがとうございますベリーさん！』ﾆｺｯ



ドリーム「んー、さすがに考えすぎかな、
じゃあまたねベリー！」ﾆｺｯ



シロ「あんなチビ骨にかまけて
A様全然構ってくれない...」ｽﾞｰﾝｯ

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